2019年6月29日に開催されたAEWのPPV”Fyter Fest”が、今年も開催されることが明らかになりました。
前回大会は格ゲーイベント”CEO”のイベントの1つとして開催された”Fyter Fest”ですが、現時点では詳細は明かされていません。現地時間5月27日に放送されるDynamiteで諸々の情報が伝えられるようです。
AEW社長のトニー・カーンは、”Double or Nothing”の記者会見の中で、オリジナルの計画を語っています。新型コロナウイルスのパンデミックがなければ、アメリカ国外で開催される初めてのイベントになるはずだったのだそうです。
元々、Fyter Festはロンドンで開催する予定だったんだ。それができなくなった。不可能だ。計画はしていたし、海外デビューになると思っていたのに、今になって世界中に「ごめんね」と言っているなんてね。
(イギリスでのイベント初開催が)いつになるかはわからないけど、Fyter Festがそうなるはずだった。素晴らしいショーにできたはずなんだ。
パンデミックがプロレス界に与える影響は大きいものの、こんな状況だからこそ実現できる試合もあります。WWEではAJスタイルズがアンダーテイカーによって生き埋めにされ、アスカがWWE本社で大暴れしました。”Double or Nothing”では、The EliteとThe Inner Circleがアメフト用のスタジアム、TIAAバンク・フィールド(団体オーナーのカーン一族が所有するNFLチーム、ジャクソンビル・ジャガーズの本拠地)でハチャメチャな試合を行い、ファンから非常にポジティブな評価を得ています。
アメリカのプロレス界では、「パンデミックという特殊な状況をどう活かすか」がトレンドになっているようです。Fyter Festはどのようなイベントになるのでしょうか?
(Fightful)