新日本プロレスのOSKARが、2026年のロッカールームに広がる新世代の勢いについて語りました。多くの主力が去った移行期を経て、現在は「とても飢えたロッカールーム」になり、若手が自分らしいスタイルを見つけ始めたと感じているようです。
2026年、新世代がタイトル戦線の中心へ
棚橋弘至が現役を引退した2026年、新日本のヘビー級戦線では若い世代が結果を残しています。辻陽太とカラム・ニューマンがIWGPヘビー級王座戦線で活躍し、大岩陵平がG1 CLIMAX 36を制覇。上村優也も、NEW JAPAN CUP 2026準優勝に続いてG1でも決勝まで進出しました。海野翔太も6月にIWGP GLOBALヘビー級王座を獲得し、成田蓮は今年前半にNEVER無差別級王座を保持するなど、若手たちの活躍ぶりは充実しています。
OSKAR自身も、Yuto-IceとのKnock Out Brothers(KOB)でIWGPタッグ王座を約9カ月保持して6度防衛し、2026年はG1 CLIMAXへ初出場。Yuto-Iceは大会の敢闘賞にも選ばれました。KOBは10月6日の後楽園ホール大会でIWGPタッグ王座へ挑むことが決まっています。
母国ドイツのPodcast番組によるインタビューで、こうした若い選手たちの台頭について尋ねられたOSKARは、2021年から2025年頃までの新日本を「移行期」だったと振り返りました。スター選手の引退や退団が続き、若い世代が先輩から学べる機会そのものが減っていたと感じていたといいます。
OSKARは、以前の新日本には「海外のスター選手のスタイルを参考にしすぎて、自分自身に合ったプロレスを見つけられていない選手もいたのではないか」と考えているようです
もちろん、オスプレイのレスリングはものすごいよ。本当にクレイジーだ。でも、あれはオスプレイだからできるんだ。オスプレイにしかできない。同じように、ザック・セイバー・ジュニアのレスリングもザックにしかできない。あのスタイルをコピーすることはできないよ。
以前は、多くの選手が、自分自身には合っていなかったり、新日本には合っていなかったりする心理や戦略を取り入れようとしていたんじゃないかと思う。新日本に合うのは、感情と基本なんだ。
大岩陵平VS上村優也に感じた「基本と感情」
OSKARが現在の変化を象徴する試合として語ったのが、G1 CLIMAX 36決勝の大岩陵平対上村優也です。派手な技の応酬ではなく、大岩のヘッドロックを軸とした攻防や上村の腕攻めなど、シンプルな攻防から35分を超える試合を組み立てた試合に、「基本と感情」の大切さを再確認したようです。
世代交代は、すでに結果として表れています。その中でOSKARが語っているのは、若い選手が過去のスターの代役になることではなく、それぞれが自分に合うプロレスを見つける必要性です。移行期を経て、新時代へ。新日本の進化はこれからも続きます。
(情報源: OSKAR interview transcript / New Japan Pro-Wrestling)






