2019年10月から始まったWWE・NXTとAEW・Dynamiteによるテレビ戦争「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」。8月中旬から様々な理由で両番組の放送曜日が変更され、水曜日の夜の同時間帯にプロレス番組が放送されることはなくなっています。
NBAのプレーオフ開催に合わせ、AEW・Dynamiteの放送時間が変更。Dynamite通常回と"NXT Takeover: XXX"が同日放送へ
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この状況になって以来、同時間帯に放送されるライバル番組がなくなったこともあり、新型コロナウイルスのパンデミックが起きてから視聴者数が伸び悩んでいた両番組のレイティングは向上しています。NXTの視聴者は80万人を超えるようになり、Dynamiteは現地時間9月2日放送分の視聴者が90万人を超えました。
そして、9月9日に放送されたDynamiteの最新回はついに視聴者100万人超えを達成。2020年初のミリオン到達となりました。
- 視聴者数: 101万人
- 18〜49歳の視聴率: 0.37
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アメリカでは、18〜49歳の視聴率は番組の人気を計る指標として最も重視されています。Showbuzz Dailyによれば、9月9日にケーブルテレビ局が放送した全番組の中で、AEWが記録した18〜49歳の視聴率は全体の7位にランクインしています。かなりの好成績ですね。
AEWとNXTの視聴者層の傾向は番組放送開始当初から変わっていません。NXTは18〜49歳の視聴者獲得に苦労する一方で50歳以上の視聴者を多く抱えています。AEWの場合、18〜49歳の視聴者は多いものの、50歳以上の層からの支持を集めることはできていません。
両番組が同じ時間帯に放送されなくなっている8月中旬以降、両番組とも弱点の数字を伸ばしています。再び裏番組同士になった時、この傾向に変化は見られるのでしょうか?
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