【WWE】AJスタイルズが若手たちにガツガツしたハングリー精神を求める。「俺にはプランBなんてなかったぞ」

WWEインタビュー

AJスタイルズが、「現在の若手レスラーの一部には、自身が若手だった頃ほどのハングリー精神が感じられない」と感じていることを明かしました。自身が27年間もキャリアを続けられた背景には、プロレス以外の道を考えないほどの執着があった……と、若き日を振り返っています。

コーディ・ローデスのPodcast番組「What Do You Wanna Talk About?」に出演したAJは、インディ時代から受け継がれてきたプロレス界の慣習についてコーディと議論。その中で、時代とともに変わったものとして、「若手たちのプロレスに対する姿勢」を挙げています。

AJは、自分自身が若かった頃と現在の選手を比べながら、次のように語りました。

特にインディーでは、間違った形で受け継がれてきたものがたくさんある。変わったんだよ。昔と同じじゃないし、みんなが思っているようなものでもない。見ていれば、明らかに変わったことが分かる。
俺からすると、ハングリー精神も、一部の選手は昔と同じじゃない。俺は手に入れられるものなら何でも欲しくて仕方なかった。
でも、今はそこまでじゃない気がするんだ。俺はすべてが欲しかったよ。若い連中は「どんな相手でもかかって来い」みたいなことを言うけど、俺はそこにあるものを一滴残らず全部欲しかったね。
今の選手たち、俺と同じくらいハングリーなんだろうか?もしかしたら、俺が執着しすぎていただけかもしれないね。「いや、AJは他とは違ったよ」って言われたことがある。俺はみんな同じだと思ってた。でも違ったみたいだ。それなら、いろいろ納得できるよね。

「プランBなんてなかった」

コーディから、「成功への執着が強すぎた可能性はあっても、そのレベルへ到達するには他に方法がなかったのではないか?」と問われると、AJはプロレス以外の選択肢を考えていなかったと答えました。

俺にはプランBなんてなかった。プロレスしかなかったし、プロレスしかやりたくなかったんだ。
自分にできると分かっていたのも、これだけだった。その考え方があったからこそ、27年間やって引退することができたんだ。

さらに、キャリアを長く続けるうえでは試合数を重ねることも重要だったとし、対戦相手の実力にかかわらず、リングに立つたびに学ぶものがあったとしています。

これまでリングに上がった相手全員から学んだ。本当に全員だよ。経験を積めば積むほど、もっと良くなっていく。
どうしようもないくらいひどい選手と試合をすることだってあるけど、その相手とやった後には、試合を少しでも良くするために自分がもっと何をすべきだったのか分かるようになるんだ。

そして、「プロレスラーという職業は、現役を退いても競争心そのものが消えるわけではない」と考えていることも明かしました。その例として挙げたのは、ストーン・コールド・スティーブ・オースチンとアンダーテイカーです。

自分の中には、何なのかうまく言えないけど、絶対に消せないものが残ってる。
スティーブ・オースチンにもまだあるし、アンダーテイカーにもある。2人ともリングからは引退してるけど、それでもまだ持ってるんだ。あれはどこにも行かない。消すことなんてできないよ。

AJほどの執着心を持ってプロレスに取り組んでいる選手は、果たしてどれくらいいるのでしょうか?自分にはプロレスしかないんだ…と考え、行動を起こす日々。そこに才能を掛け合わせれば、AJスタイルズのような天才が誕生するのも頷けます。

(情報源: What Do You Wanna Talk About? With Cody Rhodes / Wrestling Inc)

タイトルとURLをコピーしました