元WWE・新日本プロレスのカール・フレドリックス(エディ・ソープ)が、NXTで活動していた当時の政治的環境への不満を明かしました。先住民を巡る移民当局の対応や、HHHによるドナルド・トランプへの発言が重なり、「幸せにやっていける環境ではなかった」と振り返っています。
フレドリックスはネバダ州の先住民族・北部パイユート族の出身で、NXTでも自身のルーツを取り入れたキャラクターを演じていました。
最新のインタビューで、彼は先住民としてのアイデンティティや文化がクリエイティブへ取り入れられる一方、それを扱う側との認識の違いに苦しんでいたと振り返りました。そこに当時のアメリカ国内の政治状況が重なり、不満がさらに強まったといいます。
副大統領が俺たちについてクソみたいな嘘をついている。俺たちが人食いだとか、昔からある植民地主義的な、クソみたいな嘘だ。俺がWWEと契約しているころには、ICE(アメリカ合衆国移民・関税執行局)もこういうクソみたいなことを始めていた。
白人の男たちが俺の台本を書いている。その一方で、移民当局が俺たちを拘束したり、嫌がらせをしたり、ひどい扱いをしたりしている。誰に対してやっていたとしても腹が立つよ。俺の仲間たちだぞ?移民当局が俺たちを拘束しているって、どういうことなんだよ。
フレドリックスがこうした不満を感じていたした時期には、実際に複数の先住民コミュニティから「ICEの職員に身分証明を求められたり、不適切な対応を受けたりした」との訴えが出ていました。
HHHのトランプに関する発言にも反発
さらにフレドリックスは、2025年4月にHHHがPodcast番組「Flagrant」でトランプについて語ったことにも反発しました。HHHは政策への賛否とは別に、「トランプにはカリスマ性があり、人々の感情を刺激してヒートを生み出す能力がある」との見方を示していました。
こんなことが起きている中で、HHHがトランプについて「人からヒートを引き出せる男だ」みたいなことを話しているのにも付き合わなきゃいけなかったんだ。なんてバカげたことを言うんだと思ったよ。
俺からすれば、あの人たちにとって俺の文化は単に「かっこいいもの」なんだ。それがあの人たちなんだよ。全部ただの素材で、本物じゃない。俺が幸せにやっていける環境ではなかったね。
現在、HHHはトランプ政権下のPresident’s Council on Sports, Fitness, and Nutritionで副議長を務めています。WWEとトランプ政権の距離感については、過去にも内部からも批判の声が上がったことがあり、ミック・フォーリーやエイヴァなどがこれを理由に退団を決断しています。
(情報源: Augusta Free Press / WrestleZone / White House)







