WWEの若手育成制度「WWE ID」を巡り、複数のWWE所属選手が制度のあり方に疑問を抱いていると報じられました。320日間女子ID王座を保持したレイニー・ラックと、22歳のマーカス・マザーズが相次いでプログラムを離れたことが発端です。
WWE IDはインディシーンで活躍する選手たちを支援するWWEの若手育成プログラム。資金的支援、トレーニング環境の提供などを通してWWEとの契約への道筋を示すもので、契約選手たちはWWE・EVOLVEにも出場し、腕を磨きます。
ここ最近、WWE IDについて様々な意見が出ています。レイニー・ラックはWWE女子ID王座を320日間保持した後、現地10月3日にモニカ・モンローに敗れて王座から陥落。その後、WWE IDとの契約が更新されないことが明らかになりました。
マーカス・マザーズも、約2年間在籍したWWE IDを離れたと発表しました。GCWやBeyond Wrestlingなどのインディー団体で活躍する22歳です。
Fightfulは、2人の離脱を受け、WWE内部でこのプログラムへの疑問の声が上がっていると報じました。
WWEの育成制度に疑問の声が上がったのは、今回が初めてではありません。2026年4月、育成リアリティ番組「WWE LFG」シーズン1の女子優勝者タイラ・メイ・スティールが解雇され、NXT内部から番組の存在意義を疑問視する声が出ていると報じられました。
レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスは、「優勝者を解雇するなら、番組は何のためにあるんだ?という意見がNXT内部にある」と報じています。
育成プログラムの王者を320日間務めたラックでさえ契約更新に至らなかったことは、インディ団体で実績を積みながらWWEとの関係を深めても、契約継続が保証されるわけではないことを示しています。本当に厳しい世界ですね…。

(情報源: Fightful Select / Wrestling Observer)






