1月4・5日に開催される新日本プロレス「レッスルキングダム15」。新日本の顔、オカダ・カズチカが東京ドームのプロモーションとしてSports Illstratedのインタビューに応じました。その中で、彼はパンデミック・イヤーのプロレスについて語っています。
こんなにも長い間、リングから離れ、受け身を取ることができなかったのは、プロレスラーになってから一度も経験したことがありませんでした。だからプロレスが恋しかった。単純なことですよね。リングに戻ってきた時、ようやく呼吸ができたような気分になりました。正直、リングの上にいることは呼吸のようなもので。長い間離れていると苦しくなるんですよね。
新日本は比較的早期にツアーを再開することができましたが、WWEは今も無観客での番組収録を続けていますし、AEWは本拠地ジャクソンビルの外に出ることができない状態です。
会場にファンがいなくても、リングに戻ってプロレスをできることが幸せでした。ファンが戻ってきた時はかつての感覚が戻ってきましたね。プロレスはファンの存在があってこそ成り立つものなんだと痛感しました。
パンデミックによって各所に様々な影響が及ぶ中、経済的に苦しい状況に置かれているファンも少なくないでしょう。オカダは今もプロレスを応援してくれるファンへの感謝を伝える方法として、プロレス界全体が1つになることを望んでいます。
今は厳しい時代だけど、プロレスラーたちが頑張って、世界中のみんなに喜びを与え、次の日も頑張ろうという気力とポジティブさを与えられたらな、と思っています。そして、世界が落ち着いたら、この状況でも応援してくれている世界中のプロレスファンに、他団体と一緒に恩返しをしたいです。
新日本、WWE、AEW、CMLL、AAA。みんなで。ヤバいと思いませんか?
新日本のオカダ・カズチカがこうした発言をすることの意味。重いです!実現してほしい!実現してほしいドリームマッチはたくさんあります。男子だけじゃなく、女子にも!
実現したら、ぜひ棚橋 VS ジョン・シナを…。
(SI)