AEW移籍後も強い存在感を示しているブライアン・ダニエルソン。彼はWWE時代に引退状態に追い込まれた時期があったのですが……。
2016年2月、彼は度重なる脳震盪により引退することを発表しました。2018年3月にWWE専属意志から復帰の許可が降りるまでの間、試合ができずに苦悩する時期が続いたのです。
wdel.comのインタビューに応じた彼は、引退の真相を明かしました。脳震盪そのものが原因ではなかった?
俺は健康だったし、今もいい状態だと本当に思っているよ。引退せざるを得なくなった理由の一つは、度重なる脳震盪のせいじゃなくて、俺がそのことについて嘘をついたからなんだ。今から言うことを理解してくれ。WWEから見れば俺は彼らのために6年間もプロレスをしていたわけだけど、彼らはパンドラの箱を開けて「病歴を偽ったブライアンのことは今や信頼できなくなった」という態度を取るようになったんだ。突然だったね。
信頼を取り戻すためにいろんなことをしたけど、彼らも俺の健康状態をちゃんと気遣ってくれてさ。俺は次々と意志の診察を受け、脳機能を向上させるためにできる限りのことをして、自分の脳が健康であることを示すためにいろんなことをしようとした。
外部の医師からは復帰へのゴーサインが出ていたものの、WWE専属医師からのOKがなかなか出なかったのはこういった経緯があったのかも?当時はいろんな事があったようですが、WWE側の態度はブライアンへの信頼の低下が背景にあったということなのでしょうか。脳の話ですからね…。以前、彼はこんなことを言っていました。
彼らが俺に対して「怪我しやすい選手だ」と思ってたんだよ。事実をおさらいしておきたいんだけど、俺は21年のキャリアで手術を受けたのは1回だけなんだ。首の手術で、9ヶ月間休まざるを得なかった。それから、何度も脳震盪を起こして引退を余儀なくされたこともあるけど、脳震盪の専門家たちは復帰のゴーサインを出してたんだよ。あの時点で15年間も定期的に脳震盪を起こし続けていたのに。
【AEW】ブライアン・ダニエルソンがWWEから「怪我しやすい選手」だと思われていたことを明かす。「そんなことないよって感じ」プロレス界のトップパフォーマーであるブライアン・ダニエルソンは、WWE時代の2016年に「度重なる脳震盪」を理由に引退に追い込まれたことがあります。2018年に復帰しましたが、試合...
(2018年に)現役復帰の許可が下りなかったら確実に退団してたよ。多くの医師からOKが出ていたし、自分の能力にも自信があったからさ。復帰できたことには感謝してるんだけど、あの2年間はストレスが溜まることもあって……[…]まあ、WWEの立場で考えれば、俺の復帰に否定的なのは絶対的に正しい態度だったんだけどさ。
【WWE】ダニエル・ブライアンが引退期間中の葛藤を語る。「なぜ俺は彼らとプロレスをできないんだ?」21世紀のプロレス界を代表する大スターの1人であるダニエル・ブライアンは、度重なる脳震盪が原因で2016年に引退を表明。その後、2018年に現役復帰を果たしましたが、選手として試合...
(wdel.com)