PPV「ALL OUT」でジョン・モクスリーを破ってAEW世界王座を獲得したCMパンク。
彼はショー終了後の記者会見の中でコルト・カバナと副社長たち(ヤング・バックスのマット・ジャクソン、ニック・ジャクソン & ケニー・オメガ)を徹底的に批判しました。「ワークだ」と見るファンもいる中、彼の発言に対するリアクションは人それぞれです。記者会見の後、AEWのバックステージでは何が起きていたのでしょうか?
Fightfulによれば、パンクは非常に大きなヒートを買っている状態とのこと。バックスとケニーは激怒しており、彼ら以外のレスラーの中にもパンクへの怒りを隠せない人がいたそうです。3人はパンクの後で記者会見に出席する予定でしたが、パンクの発言により中止になったとされています。
パンクやトニー・カーン社長は否定していますが、バックステージでは「パンクの存在が影響してカバナはROHに配置転換された」という認識が広がっており、これがパンクへのヒートの根本的な原因になっています。パンクよりも1年早くAEWに入団したベテランのステータスに納得行っていないのでしょう。
また、DANZによれば、記者会見の後、パンクはバックスのどちらかにパンチしたのだそうです。レスラーたちが2人を引き離しましたが、状況は穏やかではありません。この行動に対して団体がどのような処分を下すかはわかりませんが、サミー・ゲバラと口論したエディ・キングストンには短期間の出場停止処分が下されました。
もともと、パンクはAEW設立のきっかけとなった伝説の自主興行「ALL IN」への登場も噂されていました。彼がAEWで復帰することは多くのファンが待ち望んでいたことです。しかし、バックステージでこのような問題を起こしてしまうとなると、事態は難しくなりそうですね。「デタラメな噂を流し、ファンから嫌われるように仕向けられた」という副社長たちへの不満を明かしたパンク。AEW世界王者チャンピオンとしての活動はどうなっていくのでしょうか?
(Fightful, DAZN, Cultaholic)