番組内のセグメントで襲撃を受け、目元に黒いあざができてしまった…という写真をSNSに投稿したことで、ブリット・ベイカーは議論に巻き込まれています。
白熱するアダム・コールとクリス・ジェリコの抗争。コールの私生活のパートナーであるブリット・ベイカーは、The Outcastsとの抗争も入り乱れたこのストーリーに身を投じています。
襲撃を受けた彼女はSNSで目元に黒いあざができた痛々しい写真を投稿。たくましい彼女はこの写真をTシャツにして販売しています。売れ行きはかなり好調とのこと。
👊🏻 https://t.co/1pN26smQrV pic.twitter.com/42CGoZNjkY
— Dr. Britt Baker, D.M.D. (@RealBrittBaker) April 29, 2023
しかし、とあるファンは、このTシャツを「家庭内暴力を支持するものだ」と批判しました。女性が被害者となる家庭内暴力の問題は深刻ですが、彼女がこのTシャツを販売するに至る流れは家庭内暴力の支持とはまったく異なるものです。
Sports Illstratedによるインタビューの中で、彼女はこうしたリアクションがあることへの驚きと困惑を隠しませんでした。
とても驚いた。Tシャツを売り出したら本当に問題になって、すごく混乱したんだよね。だって、理由がわからないから。目元の黒いあざをTシャツにしたら、そのせいで私が弱くなり、被害者になる？どうして？もし男性やクリス・ジェリコが目元のあざをグッズにしたら、タフでワルな人になるんでしょ？
私にとって、こういうリアクションがあるっていうのは、みんなが女性について言っている内的な物語、つまり、「女性たちは男性ほど強くもタフでもない」ということの表れだよ。こっちの方が本当の問題でしょ？。
ただの「目元に黒いあざのある写真のTシャツ」じゃないんだ。私たちは、時には怪我をすることもある。足や手首、鼻を折ったこともあるよ。だから何？私の目元には黒いあざがある。でも、そういうこともわかってて契約したんだ。メイクアップ・アーティストには、「私の黒目を隠さないでください」と伝えてる。だって、私はタフだから。目元のあざは力を与えてくれると思うんだ。
（SI, Wrestling Inc）
あわせて読みたい
