現在のWWEは、ビンス・マクマホンが最終決定権を持っているものの、クリエイティブの責任者はHHHが務めています。
2022年7月まで、ビンスの存在は絶対的なもので、彼が団体のクリエイティブのすべてを司っていました。ビンスが一時的に引退してHHHがクリエイティブを引き継いだ後はHHHの色が強くなり、2023年4月にビンスがリモートでの現場復帰を果たした後はビンス食も復活してきました。
しかし、AJスタイルズにとって、上司が変わることで「仕事へのマインド」が変わることはありません。Inside The Ropesによるインタビューの中で、彼はビンスとHHHによるクリエイティブについて次のように語りました。
(ビンスからHHHへのクリエイティブの代替わりについて)大きな変化があったとは思ってないんだよね。責任者がビンス・マクマホンであれHHHであれ、命令は彼らから来るわけだから、彼らが望むような働きを見せたいと思っているよ。
労働者としては当たり前の態度ですが、WWEという特殊な環境においては、誰が責任者になろうが絶対的な地位が揺らぐことのない彼だからこその発言とも言えそうです。
(ITR, Wrestling Inc)
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