AEWで実況アナウンサーとして働くトニー・シヴァーニ。
90年代にWCWの実況アナウンサーを務めていた彼は、2010年代に一時的にスポーツビジネスから離れ、スターバックスで働いていた時期もありました。しかし、2019年当時副社長だったコーディ・ローデスの導きによってAEWへ入団し、今や番組に欠かせない存在としてファンから愛されています。
WCW時代から現在に至るまで、彼は何人ものプロレスラーたちと一緒に働いてきました。ビッグスターたちとの共演も数知れず。しかし、彼にとって、AEWのトップレスラーであるケニー・オメガは特別な存在のようです。
自身のPodcast番組の中で、彼はAEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Doorで行われたケニーとウィル・オスプレイの試合について語り、その中でケニーを絶賛しました。
2人の試合が史上最高の試合の1つである理由はたくさんある。俺にとって、ケニー・オメガというレスラーは、これまでに出会ってきた人たちの中でも最高のパフォーマーの1人だね。ウィル・オスプレイの試合は何度か見たことがあるけど、新日本プロレスを熱心にチェックしている人ほどじゃない。俺は2人を尊敬しているし、この試合は特別なものになる、と試合の前から思っていたよ。
2023年1月の新日本プロレス「レッスルキングダム17」の理マッチとなったこの試合は、またしてもファンからの期待を裏切らず、Forbidden Doorの試合も多くのファンから今年のマッチ・オブ・ザ・イヤー候補とされています。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、この試合に6つ星を付け、絶賛しました。
ケニーのパフォーマンスに対するシヴァーニの評価は、ケニーがプロレス界での彼の地位を確固たるものにしていることを改めて証明しています。