アメリカでの市場開拓に力を入れている新日本プロレス。
新型コロナウイルスのパンデミックにより海外戦略が難しかった時期も、新日本はNJPW STRONGブランドの立ち上げと拡大によりアメリカでの活動をなるべくストップしないよう努力してきました。
最近はアメリカ大会に力を入れ、他団体からもレスラーが参戦して盛り上げに貢献しています。
新日本の海外戦略に欠かせない存在のロッキー・ロメロは、最新のインタビューの中で新日本のアメリカでの活動について語り、新日本所属レスラーをアメリカに招くことの難しさや、兄弟団体であるSTARDOM所属レスラーたちにもっと参戦してほしい…と思っていることを明かしました。
アメリカでのビジネスにおいて、日本を拠点とする新日本プロレス所属レスラーと仕事をするのは明らかに難しいことだ。なぜなら、新日本は常に稼働し続けている団体だからね。
彼らは今年、今までよりもさらに多くのショーを開催した。スケジュールを調整し、NJPW STRONGに必要な人材を確保するのは明らかに難しい。
これはSTARDOMについても同じことが言えるね。新日本とは兄弟団体で、ブシロードの傘下にいる新日本にとっても素晴らしいパートナーだ。
ファンはスケジュール調整の難しさを十分に理解していないと思う。彼らは「なぜこれが手に入らないのか?あれが手に入らないのか?」と言うけどね。STARDOMは年間100回以上のショーを行っている。彼らには自分たちのストーリーラインや進行中のことがあるんだよ。
今年、NJPW STRONGにSTARDOMからレスラーが来てくれたことは、来年に向けて私たちが何をできるかを示したと思う。
ジュリアはSTRONG女子王座のチャンピオンだ。彼女はチャンピオンとして素晴らしい仕事をしている。ファンは、彼女が何をするか、そして誰を相手にタイトルマッチをするかに大きな関心を持っていると思うよ。
だから、STARDOMにもっと関与してほしい。我々はLA DojoでNJPW ACADEMYをやっていて、そこを卒業した素晴らしい女性レスラーがいるんだ。彼女たちがSTARDOMに行くのを見たい。だから、来年はその方向で進むことを願っているよ。
STARDOMのプロダクトは素晴らしい。多くの優れた女性レスラーがいる。彼女たちがNJPW STRONGに来てくれるのは本当にクールだと思うよ。アメリカでSTARDOMを支援し、その観客を増やすためにできることは何でもやるつもりだ。
(Fightful)