AEWの勢いが減速する一方で、WWEは非常に好調です。
各番組のレイティングも内容も上々で、特にNXTは平均視聴者数が目に見えて上昇。2024年中にAEW・Dynamiteを追い越すことを目標にしています。
将来有望な選手たちがしのぎを削り合い、メインロースターとして活躍するための知識と経験を蓄える理想的な環境。ブランドを率いるショーン・マイケルズは、確かな手応えを感じています。
POST Wrestlingによる最新のインタビューの中で、彼はNXTの視聴者数増加について言及し、なぜ成功しているのかを語りました。
俺の感覚では、その多くは番組の動きに関係していると思う。NXTはとても速いペースで進むんだけど、これが視聴者層と共鳴するんだろうな。NXTはバラエティ番組でもあり、スポーツ・エンターテイメントでもある。
番組は素早く動き、一つのシーンから別のシーンへと移行する。スマホをスクロールするようなもので、NXTのいくつかのセグメントまさにそんな感じだ。Chase Uのセグメントからバックステージのプロモーションへ移り、さらにリングでのアクションを見せる。そしてパフォーマンスセンターからレストランでファミリーと過ごす様子の放送…多種多様なシーンが揃ってるんだ。NXTでは、多くの異なる雰囲気のシーンを見ることができるんだよ。
それこそが、NXTこそ今日のテレビ界で最も優れた2時間のプロレス番組であると言える理由だ。NXTは多様性に富んでいる。これは、オーランドのWWEパフォーマンスセンターを拠点にしているからこそできることで、他の団体や番組にはないメリットだ。
また、NXTには若いライターがいる。最終的な決定は経験豊富なベテランがしているけど、それと同時に、自然な流れや現在起こっていることについて常に考えようとしている。特定の感情に年齢は関係ない。怒り、嫉妬、喜び、幸福、傷心…太陽の下で感じるあらゆる感情に、年齢の違いはないんだ。
これらの感情をすべて表現する番組を作れば、18歳から34歳の若年層を惹きつけられる。彼らはテレビ番組のそういった側面に興味を持っているからね。
(Fightful)