世界中のプロレスラーから尊敬されるレジェンドレスラー、ブレット・ハート。
彼はインタビューで様々なレスラーについて率直な意見を語るため、大きな話題になることがあります。例えば、グンターのチョップ合戦批判やゴールドバーグ批判、ブロック・レスナー称賛など。
Fox Sports Australiaによる最新のインタビューで、彼はリア・リプリーと嫌いなタイプのプロレス(ゴールドバーグ)について語りました。
嫌いなタイプのプロレスについて:俺はテクニカルなレスラーでね。俺のヘッドロックは本物のように見える。ジョン・シナみたいにタイヤにヘッドロックしてるわけじゃない。しっかり締めないとヘッドロックとは言えないんだ。俺はリアルに見せられる能力を誇りに思うよ。誰かを怪我させたこともない。誇りだ。
現役のレスラーたちは、着地してから30秒後に自分が間違った場所にいることに気付き、正しい位置へ移動するためにリングの中を這い回る。そんなのダメだ。失敗だよ。俺のアカデミーでそんなことをやったらF評価だね。
トップロープを飛び越えて、場外にいる20人のレスラーたちに向かって飛び込むなんて、やめるべきだ。ちっともリアルじゃない。チョップ合戦も馬鹿げてるよな。チョップで試合に勝つことはできない。Woooo!!だとか…。プロレスの美しさとアートを奪っているよ。
素晴らしい試合ができるレスラーはたくさんいる。でも、俺に言わせりゃ、何をやっているのかわからんレスラーもたくさんいるんだ。チョップみたいな技に頼っているみたいだけど、そんな安易な熱狂は…確かにリアクションはあるよ。でも、そのリアクションって何だろう?相手の胸にチョップをするから盛り上がっているのか?馬鹿な理由のために相手を本当に傷付けているじゃないか。観客はほどほどのリアクションだ。
俺のプロレス観では、相手に本当の痛みを与えること……試合後にベッドの上で胸の水ぶくれを確認させるようなチョップをするのは間違っている。そのビジネスは違うと思うね。なぜなら、怪我はダメだから。試合後のドレッシングルームやホテルの部屋で、頭に大きなコブがあったり、青あざがあったり、歯が折れているようなのはダメだ。そんなの、ビル・ゴールドバーグのプロレスだろ。
リア・リプリーについて:彼女のことが大好きだよ。あの落ち着きや、キャラクターにしっかりと入り込んでいるところがたまらなく良いと思う。遊びがいのあるキャラクターを適応させ、全力で取り組んでいるね。
彼女にはリアリティがある。これは今日のプロレス界に欠けているものだね。もっとリアルに感じさせないとな。彼女は本当にリアルさがある。
(House of Wrestling SESCOOPS)