音楽界のビッグスター、テイラー・スウィフトにはプロレス界との接点があります。
実は、ビッグスターになる前の彼女はTNA創設者のジェフ・ジャレットのご近所さんで、彼の娘たちと親しかったのです。このことは、ジャレット自身も良い思い出として語っています。
そして、この素敵な思い出は、ジャレットの友人であるミック・フォーリーの心も動かしました。彼はFacebookで「スウィフトの大ファン」だと宣言。その理由を語りました。
テイラー・スウィフトを#TheBloodlineに!っていうこのミームを見た時、笑いが止まらなかったんだ。みんなも楽しんだだろ?
Taylor Swift has joined The Bloodline pic.twitter.com/S1umorV6sq
— WrestleFeed (@WrestleFeedApp) February 12, 2024
この楽しい小さな画像を使って、なぜ俺が彼女の大ファンになったのかを説明しよう。まあ、一般的な「ファン」ではないかもしれねいけどね。
俺はテイラーの音楽を楽しんでいる。誤解しないでほしいんだが、俺の子供たちはテイラー・スウィフトが大好きで、彼女の音楽は私たちの多くの人生のサウンドトラックの不可欠な部分だ。彼女は才能あるソングライターで、素晴らしいパフォーマーでもある。
でも、プロレス用語で言うと、テイラー・スウィフトは俺にとって全く別の理由で「オーバー」だ。
2007年、俺の長年の友人ジェフ・ジャレットは、彼の高校時代からの恋人であるジルを癌で亡くした。
ジェフと俺は、1988年に彼の父が経営するメンフィスの団体CWAで出会い、(ジェフは当時21歳で私は23歳だった)CWA、ワールドクラス、WWE、TNAで20年以上定期的に一緒に仕事をした。彼はWWEの殿堂入りメンバーであり、今日まで良い友人だ。
では、これがテイラー・スウィフトとどう関係しているのか?実は…ジェフの人生でこの信じられないほど困難な時期、妻を亡くした直後に、ジェフが言ったことは忘れられないよ。「テイラーが彼の子供たちを外に連れ出してくれた日」の話だ。彼女との時間が、ジェフの子供たちにとってどれほど重要だったことか。
この話に感動した一方で、俺は「一度きりの優しさだろう」と思っていた。でも、そうじゃなかったんだよ。テイラーはジェフの隣人となり、成長する女の子たちの生活の一部となった。
彼女はその一日だけでなく、子供たちにとって非常に困難な時期に、子供たちのためにそこにいた。クッキーを焼き、リビングで歌い、ジェフが妻のそばにいる間はベビーシッターをした。彼女は真の友人であり、最も必要とされる時に誰よりも優しく接したんだ。
彼女がジェフの女の子たちをミュージックビデオに出演させたこと(ジェフの娘ジャクリーンが2010年のビデオ『Mine』で若きテイラーを演じた)は、みんなもよく知ってるだろ?。彼女が良い時間を過ごし、クッキーを焼き、話し、ただそこにいてくれたことが特別なんだ。
彼女のキャリアが飛躍的に伸びる真っ只中に、「忙しすぎる」という「理由」があってもよかったはず。あの女性は特別だ。
俺はテイラー・スウィフトのCDを持っていないし、彼女のライブを見たこともないし、正直言って、我々の生活の中で彼女の音楽がこれほど普及しているかにもかかわらず、命がかかっても10曲もテイラー・スウィフトの曲の名前を言えないかもしれない。
でも、俺はテイラー・スウィフトが大好きだし、俺なりの方法で、一生Swiftieだ。
(Fightful)