既報の通り、ROHに所属するマット・テイヴェン(ROH世界王者)とマーティ・スカル(Villain Enterprisesリーダー)の契約は間もなく切れるようです。
2人の今後について、Wrestling Observer Newsletterが最新情報を報じています。
マット・テイヴェン
テイヴェンの契約は9月末に切れるとされています。
WONによれば、彼は現在ROHと交渉中であり、残留が予想されているようです。
4月に行われた新日本プロレスとの合同興行”G1 SUPERCARD”でスカル&ジェイ・リーサルと王座を賭けたトリプルスレット・ラダーマッチに挑み、勝利したテイヴェンは現在まで防衛を続けています。
彼の王座戴冠はファンに望まれたものではありませんでした。ファンはスカルを応援していたからです。しかし、スカルには去就問題があるため、ROHは長期的な計画としてテイヴェンにベルトを任せたとWONは述べています。
マーティ・スカル
スカルは11月にフリー・エージェントになるようです。
WONによれば、スカルも残留についての話し合いを行っているとのこと。しかし、テイヴェンとは事情が異なります。
The EliteのメンバーであるスカルはAEWへの移籍が常に噂されています。そしてWONはWWEも彼を狙っているだろうと推測しています。NXT向きの人材であることは間違いありませんし、RAW・SmackDownの両方に適応できるだけのスキルを持っていますからね。AEW潰しのためにNXTをUSA Networkに以降する決断を下したことからも、スカルは是が非でも獲得したい人材でしょう。
その他
現在、ROHはレスラーと単年契約を結んでいるようです。バンディード、ジェフ・コブ、PCOなどの人気レスラーも例外ではありません。
WONは、バンディードとコブにとって、ROHとの契約の利点の1つに新日本プロレスとの提携関係があると述べています。その一方で、ROH参戦中のルーシュは新日本に対して”It’s not my cup of tea”(好みじゃない、性に合わない)なため、両団体の提携関係を重要視していないとのこと。
(Wrestling Observer)