厄介な腸の病気、憩室炎と戦うケニー・オメガ。
重篤な合併症を引き起こす可能性もあるこの病気は命の危険につながることもあり、ケニーの場合は「入院があと少し遅れていたら危険だった」と報じられています。現時点で、彼がいつリングに復帰できるかは不明。まずは何よりも、ゆっくりと時間をかけ、病に打ち勝たなければなりません。
Twitchでの生配信で、彼は憩室炎との戦いや、最近の闘病生活について語りました。症状は安定せず、緊急治療を受けることもあったといいます。
行ったり来たりだね。1〜2週間ぐらいは本当に元気だったんだけど、ちょっと問題にぶつかって、再び緊急治療を受けないといけなくなったんだ。
怪我だっり、あちこちのダメージを経験してきたことから、身体がどう感じているか、いつ復帰できるかはだいたいわかる。でも、病気でリングから離れるのは初めてなんだよ。だから、ちょっと痛みがあっても、身体の内側で何が起こっているのかを本当に理解するのは難しいんだ。来週、来月、半年後に復帰する、と言えたらいいんだけど、それはできない。
医師たちは、俺が恐ろしい血液感染症にかかって死にかけていたって説明してくれた。まさかと思うだろ?そんなことは今までに聞いたこともなかった。ちょっとした病気だとものだと思ってたのに、死にかけてたって?冗談じゃないよ、ありえないよ。
医師たちは、俺の安全を確保し、治療することがどれほど重要かを教えてくれている。だから、適当なスケジュールを話すことはできないんだ。いつ復帰できるかなんて、俺には分からないから。
Dynamite最新回で、盟友ヤング・バックスはケニーをThe Eliteから解雇。そして、新日本プロレス時代のケニーにとって最大のライバルだったオカダ・カズチカがThe Elite入りしました。復帰へのモチベーションは十分です。
一つ言えることは、先週のDynamiteを見て、現在の状況を少し感じ取ることができたんだ。復帰できるなら、そうしなければいけないと感じている。
あんなに素晴らしい環境を再び手に入れることはできないかもしれない。それを楽しいと呼ぶかどうかはわからないけど…責任と言うべきかな。俺こそがベストだ、と自称する連中と渡り合う責任が、俺にはある。以前の俺には、そういう自信があった。
そして今、肩にチップを乗せていたあの男ではなく、門番としての古株となるのが俺の役目だ。自分のことをベストだと叫ぶなら、それを証明してみろ…ってね。それが復帰の目的だ。
(Wrestling Observer)