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【AEW】トニー・カーン社長「もしAEW殿堂を設けるなら、ブロディ・リーとスティングが最初の殿堂入りを果たすだろう」

インタビュー

WWEは、レッスルマニアを開催するタイミングでWWE殿堂に加わるメンバーを発表し、記念式典を催して彼らのキャリアやプロレス界への貢献を祝福しています。

「殿堂」を設けてレスラーたちへのリスペクトを捧げる団体は少なくありませんが、AEWにはまだ殿堂がありません。もし殿堂が設けられる日が来たら、誰がそこに加わることになるのでしょうか?

トニー・カーン社長は、最新のインタビューで「AEW殿堂を設ける可能性あるか、殿堂入りの可能性がある人は誰か」と質問され、次のように答えました。

殿堂を設けることについて、団体内で話したことはないんだ。

スティングはプロレス業界の歴史上最も重要な人物の一人であり、間違いなくAEWにおいても最も重要な人物の一人だ。もしいつかAEW殿堂を設けるなら、間違いなく最初に頭に浮かぶのはスティングとブロディ・リーだろう。

AEWにおける最も偉大なチャンピオンであり、最も素晴らしい人物たちだよ。状況は異なるが、俺の頭に最初に浮かんだのはこの2人だね。

AEWでプロレスをする機会はなかったけど、非常に重要だと感じるもう一人の人物は、ジェイ・ブリスコだ。彼をAEWに連れて来たかった。

彼とは親しかったし、AEWのロッカールームにも友人が多く、俺が働いた中で最も素晴らしいレスラーの一人だ。ジェイ・ブリスコは、、AEWで活動する機会がなかったにもかかわらず、俺たち全員にとって非常に重要な人物だよ。

スティングとブロディ・リーは、どんな殿堂クラスを築くにあたっても素晴らしい人物になるだろう。

WCWなどで伝説的なキャリアを築いたスティングは、AEWではダービー・アリンとのタッグで活躍。先日行われた引退試合では、引退間際の64歳とは思えない素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

ブロディは2020年にAEWへ入団し、TNT王座のチャンピオンとして活躍。コーディ・ローデスとの抗争は大きな盛り上がりを見せましたが、肺病で帰らぬ人となりました。

ジェイは、マーク・ブリスコとの兄弟タッグ「ブリスコズ」で活躍。2023年に交通事故で急死しました。AEWのビジネスパートナーであるワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、ジェイの過去の同性愛嫌悪発言を問題視してブリスコズのAEW参戦を拒み続けましたが、彼の急死を受けて方針を転換。マークはAEWと契約し、現在も活躍中です。

(Fightful)

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