2024年1月以降、ジャック・ペリーが新日本プロレスに参戦したことが大きな話題になりました。
2023年8月のAEWイギリス大会All InのバックステージでCMパンクと喧嘩し、それ以来AEWに復帰できない状態が続いていた彼にとって、新日本でのチャンスは渡りに船でした。
HOUSE OF TORTUREの新メンバーとして活動している間に彼やAEW、パンクを巡る状況が変化し、新日本が4月に開催したWindy City Riotでの海野翔太戦、そしてAEWのPPV「Dynasty」へのサプライズ登場、さらに極悪副社長ヤング・バックス率いるThe Eliteへ加入するという怒涛の展開を迎える頃には、彼はアメリカのファンから非常に大きなリアクションを引き出すことができるようになっていました。新日本への参戦は、彼にとって大きなメリットをもたらしたのです。
NJPW of AMERICAとAEWで副社長を務めるロッキー・ロメロは、最新のインタビューで「ペリーの新日本参戦」についてポジティブに語りました。
俺は、ジャック、ヤング・バックス、そしてもちろんAEWのトニー・カーン社長と話をした。「ジャックが新日本へ行くことは正しい決断だ」ということで、全員が同意したよ。多くの人たちが、ジャックがどこへ行くのか、どんな反応があるのかを見たがっていたと思う。
ジャックを新日本に迎えるのは素晴らしい機会だった。彼は非凡な才能を持っているよ。俺は、彼がHOUSE OF TORTUREでやっていたことが気に入っているんだ。もちろん、彼にとって、ヒールになるのは難しいことじゃない。むしろ得意だ。あの活動が、彼がAEWへ戻るときのためのドアを開いてくれた。みんな、彼がAEWへ戻ってくるのを楽しみにしていたんだよ。
Dynamiteで、彼とパンクが喧嘩をしている映像が放送されたのと同じ週に、新日本はシカゴでWindy City Riotを開催した。あの映像のおかげでプロモーション面が押し上げられたよ。シカゴでの彼に対する熱気は凄かったね。新日本のアメリカ大会の中でも、最もクールな瞬間の1つだと思う。
全体的に、俺は本当に嬉しかった。AEWにとっても新日本にとってもWin-Winだったと思うし、ジャックにとっても実りは多かったと思うよ。
(Fightful)