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クリス・ジェリコが「AEWが大物レスラーを獲得し続ける重要性」を語る。「獲得競争が起き、ファンやレスラーたちは得をするんだ」

インタビュー

AEWは大物レスラーたちをロースターに加え続けており、その勢いは今後も継続する可能性が高そうです。

最近、「ベッキー・リンチが現地6月1日にWWEとの契約を満了し、そのままフリーエージェントになる」と報じられ、WWE以外の団体に彼女が参戦する可能性が浮上しました。彼女はしばらく休養を取ることが予想されており、移籍が実現するにしてもすぐ実現するわけではありません。

移籍先の最有力候補はAEWでしょう。2024年、AEWはウィル・オスプレイやオカダ・カズチカ、メルセデス・モネなど大物レスラーたちを獲得。ベッキーがそこに加わる可能性もゼロではないでしょう。

しかし、AEWが大物を獲得することにはデメリットがあり、「スターばかりがスポットライトを浴びるので他のレスラーたちが番組に出演できない・成長の機会が与えられない」という長年にわたって未解決の問題があります。

AEWの重鎮クリス・ジェリコは、AEWが大物レスラーを獲得することにポジティブな意見を持っています。最新のインタビューで、彼は次のように語りました。

AEWが大物を獲得するのはとても重要なことだ。なぜなら、現代のプロレスにとって最高のことは、AEWが存在することだからね。

俺の父は10年間NHLでプレーしていた。1972年、ボビー・ハルが、今は無くなったWHAというリーグと100万ドルの契約を結んでNHLから移籍した時、父はニューヨーク・レンジャーズでプレーしていたんだけど…。ボビー・ハルの移籍で何が起きたかというと、みんなの給料が上がったんだ。父の年俸は3万5千ドルから13万5千ドルになった。WHAに行かないようにするためだよ。

同じことが、AEWが始まった時にも起こった。クリス・ジェリコがAEWとサインした時、WWEのみんなが突然大幅な昇給を得た。AEWへ行かないように、ということだね。

AEWのオーナーであるトニー・カーンの一族は、NFLのチームであるジャクソンビル・ジャガーズのオーナーだ。彼らは大金持ちで、一日中そういうゲームをすることができる。だからこそ、ウィル・オスプレイ、メルセデス・モネ、オカダ・カズチカをAEWに連れてくることができた。

最近、ベッキー・リンチがフリーエージェントになるという話があるよね。5年前なら、ベッキーにはWWE意外の選択肢はなかっただろう。彼女がAEWに来るとは言わないけど、選択肢がある。何が起こるか分からない。

ジェリコがAEWに来るなんて誰も思っていなかっただろ?ジョン・モクスリーが来るなんて。ブライアン・ダニエルソンがアダム・コールが、あるいはこれまでに移籍してきた選手たちがAEWに来るなんて、考えられないことだった。

これはファンにとって、そしてレスラーたちにとってもエキサイティングなことだ。レスラーの獲得競争が起これば、俺たちにとってプラスになるだけだよ。

AEWが大物を獲得するのは非常に重要だと思うんだ。WWEのAttitude EraやWCW NITROとWWE RAWによるマンデー・ナイト・ウォーズの特徴の1つは、誰がどこに登場するか分からなかったこと。こっちに新しい人が来ると思ったら、向こうにまた新しい人がやってきた…っていうさ。

それで、物事がもっともっとエキサイティングになっただろ?より多くの試合ができるようになったし、お互いに戦うことを考えたこともない選手たちを見る可能性が上がったんだ。だから、今はプロレスにとって本当にエキサイティングな時期なんだよ。これも理由の一つだね。

(WrestlingNews.co)

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