2025年1月5日に開催されたWrestle Dynasty。
新日本プロレスを中心に、AEW、CMLL、STARDOM、ROHが参加した国際的な大会。観客動員は苦戦しましたが、ゲイブ・キッドとケニー・オメガによる歴史的名勝負が生まれるなど、ファンの記憶に残る瞬間を生み出しました。
Wrestle Dynastyの開催に向け、新日本の公式Youtubeチャンネルで公開されたインタビュー動画の中でケニーが「棚橋弘至とタッグを組み、ヤング・バックスと対戦するのも面白い」と発言したことも話題になりました。結局このカードは実現せず、ケニーはゲイブとの抗争に突入。棚橋は柴田勝頼と対戦し、ヤング・バックスはIWGPタッグ王座に挑戦しました。
この試合が実現する可能性はあったのでしょうか?
Fightfulが取材したAEW関係者によれば、ケニーと棚橋のタッグ結成に関する提案は新日本側から無かったとのこと。また、新日本の関係者も、「2人のタッグ結成を企画したことはなく、話題になった動画の編集によって誤解を招いた」と証言しているそうです。
ケニーはあくまでファンがワクワクするようなアイデアの1つとして棚橋とのタッグ結成を語っただけだったのかもしれません。しかし、2019年のレッスルキングダム13に向けたイデオロギー闘争を演じた2人が味方として戦うのは刺激的なことですし、実現してほしいですね。
(Wrestling Inc, Fightful)
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