現地3月9日に開催されるPPV・Evolutionで竹下幸之介の持つAEWインターナショナル王座に挑戦するケニー・オメガ。
2025年に憩室炎の闘病から復帰した彼は、久々のリングとなった新日本プロレスのゲイブ・キッド戦で歴史的名勝負を披露。実力が衰えていないことを示しました。先日開催されたAEWのオーストラリア大会Grand Slamではウィル・オスプレイとのタッグで竹下幸之介&カイル・フレッチャーと対戦し、勝利。この試合も評判は上々です。
2010年代以降のプロレス界におけるトップレスラーであるケニーにとって、最後のシングルタイトル獲得は2023年のIWGP USヘビー級王座。竹下を下し、久々にタイトルを獲得したいところです。
Collision最新回で、彼は竹下との戦いに向けた決意を語りました。闘病期間中の苦悩、世代交代への恐れ……そうした考えを捨て去り、タイトルだけを狙いに行きます。
俺は1年間、リングから遠ざかっていた。ベッドに寝たまま、テレビで試合を観るしかなかった。またプロレスができるのか、不安になる日々だったよ。そして毎週のように、ドン・キャリスの口から「竹下はケニー・オメガを1週間に2度倒した」って話を聞かされ続けた。次の週も、その次の週もだ。「1週間に2度倒した、1週間に2度倒した」ってな。
正直、いい加減ウンザリしてたし、ブチギレてるよ。でもな、竹下、お前にこれからすることは、復讐なんかじゃない。
お前が俺を1週間で2度倒したことなんて関係ない。俺が狙っているのは、そのベルトだ。なぜなら、ベルトを持つ者こそ“最強”と見なされるからな。
もしお前が俺を3度倒せるなら……もしかしたら俺も認めなきゃならないかもしれない。もしかしたら、お前が本当にドンの本命だったのかもしれない。俺は二度とメジャー王座に挑戦する資格がないのかもしれない。昔のケニー・オメガは、もう消えたのかもしれない。
だがな、俺はこの1年で、頭を整理し、集中し、鍛え直してきた。弱点を克服し、すべてを研ぎ澄ませた。もう、俺を置き去りにした友人たちという余計な荷物はない。副社長という肩書きに縛られることもない。俺のすべての焦点は、お前のベルトにある。復讐じゃない。ドンのためでも、お前のためでもない。俺は、あの黄金が欲しい。Revolutionで、それを奪い取るぞ。
“It’s not about revenge, this is about what you hold.” Kenny Omega sends a message to AEW International Champion Konosuke Takeshita and Don Callis ahead of their match at #AEWRevolution!
Watch #AEWCollision LIVE on TNT & Max@KennyOmegamanX | @takesoup | @TheDonCallis pic.twitter.com/ki4tFaGbPV
— All Elite Wrestling (@AEW) March 2, 2025
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