AEWが初めて契約した女子レスラーで、AEW女子世界王座のチャンピオンとして活躍した経験を持つブリット・ベイカー。その去就に注目が集まっています。
メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)やトニー・ストームらの入団と活躍により、AEWの女子部門は以前よりも層が厚くなっています。そんな中で、彼女は出番を少しずつ減らし、いつしか「退団するのでは?」という噂がたびたび流れるようになりました。
トニー・カーン社長は、All In開催前のメディアコールで彼女の退団の噂について言及し、「そんな話はしたことがない」と明言しました。
ブリットがAEWを辞めたいなんて話は一度も聞いていない。俺は彼女のことが好きだ。
今のAEWでは、タイトで集中力のある番組構成を目指している。それが今年のPPVやテレビ放送の好調につながっているんだ。当然、すべての才能を毎週番組に出すことはできていない。でも、今出番がない選手たちの中にも、ものすごく才能がある人間がたくさんいるよ。
野球なら一度に出られるのは9人。アメフトなら11人ずつ。プロレスも同じで、番組に出せる枠には限りがある。でも、今週出ていない=重要じゃないってことにはならないんだ。
ブリットは非常に優れたレスラーで、正しいタイミングと状況が揃えば再び活躍してもらえる存在だ。スポーツでも「今スタメンじゃない」からって、今後も出番がないとは限らない。AEWのロスターも同じで、出場時間や役割を管理する必要がある。
今、番組でプッシュしている人たちで素晴らしい構成ができている。でも、今後他の人に焦点を当てたり、選手を入れ替えることだって当然できる。ブリットも含めて、AEWの「ベンチ」にはまだまだ力強い面々がいる。それが俺たちの強みだ。
(Fightful)
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