現地7月12日に開催される AEW・All Inに対し、WWEは徹底的な対策を打ち出しました。
WWEは、All Inと同日に NXT: The Great American BashとSaturday Night’s Main Eventを、さらに翌日には女子選手限定PLE・Evolutionを開催します。
All Inの開催日が決定した後で、そこにショーをぶつけたWWE。AEWへの強い対抗心があるのは間違いありません。こうした状況に、AEWのMJFが声を上げました。
俺たちと同じ時間にショーをぶつけてきながら、「AEWは」競争相手」じゃないとほざくってことかよ? どう思うかって? 賢いビジネスだ。
ニック・カーンとHHHには大いに敬意を払う。結局、ライバルを踏みつぶせるなら、それが必要な行動だ。俺なら当然やる。みんなが彼らを批判しているが、馬鹿げているよ。
相手を責めるな、だが間抜けにもなるな。これは偶然じゃない。状況的なものでもない。何ひとつ違わない。
俺とほかの連中の違いは、そうとわかっていても、それが真実じゃないふりをしたり、「たいした策じゃない」とごまかしたりしないところだ。前に進めるなら誰の首でも踏みつける。キャリアで百万回やってきた。それが俺の考えだ。
トニー・カーン社長は、俺がAEW最大のスターだと学んだ。だから俺に高額のギャラを払うのさ。俺がリングにもたらす価値を今まで以上に理解しているからね。
それからトニーが学んだのは、ロッカールームには「AEWにいたい」だけでなく「AEWにいる資格がある」レスラーを置くべきだ、ということだ。
以前のAEWには、他所の団体で一瞬光っただけで「俺が王様だ」と勘違いして来る連中が多かった。そんなものはクソほども機能しないよ。ここはオール・エリート・レスリングだぞ?オール・アベレージ・レスリングじゃない。出てくるだけで小切手をもらえる団体でもないんだ。
今、AEWのロッカールームは全員が同じ方向を向いている。俺たちは小切手をもらいに来ているんじゃない。50%の力を出しに来ているわけでもない。全員が110%の力を注いでいるんだ。
俺の団体に来ようと思うなら……そう、AEWは俺の団体だ。俺は旗揚げメンバーだし、世界最高のプロレスラーだ。もし、誰かがAEWに来て、ろくに働かないつもりなら正気じゃない。AEWに居場所はないし、俺たちもそんなやつは求めていないよ。向こうで惨めにしてろ。
そんなやつに、AEWという鮫の海で泳ぐ資格はない。今話している俺が、最大の鮫、MJFだ。
(Wrestling Observer)
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