SummerSlamでブロック・レスナーが復帰したこと、ジョン・シナとのライバル関係が復活したことは、プロレス界で非常に大きな話題になっています。
WWEを代表するビッグスターとして大活躍してきた2人。プロレス以外のフィールドでも確かな結果を残すなど、スポーツマンとして、そしてエンターテイナーとしての功績は計り知れないものがあります。
2025年に引退するシナの前に立ちはだかり、再びF5を決めたレスナー。様々な問題を抱え、復帰には批判の声もある彼ですが、リング上で大暴れしてWWEユニバースを興奮させることは間違いないでしょう。
そんな彼を復帰させることができた……。クリエイティブ責任者のHHHは感慨深い思いに浸っています。最新のインタビューで、彼は次のように語りました。
レスナーは、やりたいことをやるだけだ。あの男は自分の音楽が鳴って花道を歩いてきた瞬間から、どこであろうと、やりたいことをやる。The Beastが帰ってきてくれて本当に嬉しい。
俺たちから「そろそろ家に帰ってこい」と連絡したら、本人もその気だった。それで今こうしている。WWEユニバースにとっても巨大な瞬間だ。まさか見られないと思っていたシーンだっただろう。ジョン・シナとの対峙でしっかりインパクトを残した。本当にビッグだ。帰ってきてくれて嬉しい。
2024年1月、レスナーは元WWE女性従業員ががビンス・マクマホンおよびWWEを相手取った性的虐待訴訟の中で「性加害に加担した」として名前が挙げられました。レスナー自身は被告になっていないものの、WWEはこれを問題視してSummerSlamまで彼を復帰させませんでした。
(Wrestling Observer)
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