2025年末で現役生活に別れを告げるジョン・シナ。衝撃のヒールターン、そしてベビーフェイスターンを経て、その時へ向けて準備を進めています。
ハリウッドで人気俳優として活躍する時間が長くなればなるほど、彼はインタビューで引退について言及することが多くなっていました。レスラーの中には、明確に「引退します」と宣言しない人もいる中で、彼は1年もの時間をかけて世界中のファンへ別れを告げることを決断。その背景にはどんな思いがあるので種丘。
PEOPLE誌のインタビューで、彼は現役生活の終わりとWWEの未来について改めてコメントしました。自分の引退後も現ロースターが十分に活躍できると確信しているようです。
今のWWEは外科手術のように完璧だ。運動能力は自分ができたレベルを遥かに超えているし、選手の層も非常に厚い。
20代の頃、ケンタッキーで毎晩20人の前で試合をして、WWEからの電話を祈って待っていたことを覚えている。その電話は永遠に来ないと思っていた。テレビに出て少しずつ知られるようになったとき、自分は業界に入ったときと同じくらい、業界を去るときも礼儀正しくありたいと約束したんだ。
一歩遅くなったと感じたら身を引く。自分と同じように飢えた若い選手たちがチャンスを得られるようにするためだ。自分が長く居座ることで、誰かの夢を奪いたくない。
WWEに23年出続け、今48歳で来年49歳になる。普通は自然にフェードアウトして時々戻るか、SNSや記者会見で引退を発表するだけだろう。でも自分はWWEに提案した。「これまで、プロレス界とファンに良くしてもらった。この期間を使って大部分の活動を止め、最後に何か見たい人たちに区切りを与えよう」と。
ロックバンドもよくやることだ。お別れツアーを4回も5回もやるバンドもある。音楽のステージも大変だが、WWEの肉体的負担は桁違いだ。今は健康で、人生の最優先は健康とパートナーへの献身。だから、リングに立つたびに全力を尽くしたいけど、そろそろ身を引く時だよ。
(Fightful)
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