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【AEW】ボビー・ラシュリーが小柄な相手との試合作りと説得力の難しさを語る。「みんな、俺みたいな強敵を倒す方法を考えてくれ。技よりストーリーだ」

インタビュー

AEWのベテランレスラー、ボビー・ラシュリー。身長191cm、体重111kgの圧倒的な体格や、MMAでも活躍したスキルを武器に相手を圧倒する強者です。

大柄な選手が揃うWWEでトップレベルの選手として活躍した経験もある彼ですが、対戦相手が自分と同じような体型であるとは限らず、小柄なレスラーとの対戦もあります。そんな時、彼は「難しさ」を感じるようです。

最新のインタビューで、彼は「体格差のある相手と戦う時に、どうやって説得力を持たせるのか?」というテクニカルな質問を受け、自身のプロレス哲学や「エゴ」のなさ、相手に求めることを語りました。

この話題はありがたい。俺がプロレスを始めた20年以上前、そこにいたのはアンダーテイカー、バティスタ、マット・ハーディ、MVP、JBL、レイ・ミステリオ、エディ・ゲレロだ。あの頃の選手は動きより「物語」とその説得力を重視していた。

 

今は世代が変わり、多くのレスラーが「体格差なんてない。みんな同じだ」という試合をするようになった。でも、初心者の観客が俺と小柄な相手を見たら、「これはおかしい」と思うはずだ。現実なら路地でそんな相手に会ったら、相手は殴りかかるより逃げ道や別の防衛策を探すだろう。だからこそ、ストーリーを語ることが大事なんだよ。

俺は試合でストーリーを押し出そうとするが、相手によっては動きしか考えない人もいる。シェルトン・ベンジャミンは、その点で俺よりずっと優れていると思うよ。彼は「それはやらない」とキャラを守るし、リスペクトを持って試合作りをするからね。

 

俺と試合する時は、やりたい技を探すんじゃなく、どうやって俺を倒すかを考えてほしい。俺にはエゴはない。もしエゴを出すならMMAに戻って闘えばいい。プロレスは観客のためのショーだ。エゴは置いてくるが、「これが俺のキャラクター、これが俺」という基準は守るよ。俺は自分より大きい男にも勝ってきた。全米王者3回、MMA経験、ボクシングもできる。対戦相手は、それを考慮した上で試合を構築するべきなんだ。

 

別に、プロレスラーにエゴは必要ないよ。俺はエゴなしでトップまで行った。時間はかかったが、他人を貶めたり、事務所でゴリ押ししたりはしない。ただ必死に努力してきた。それだけだ。WWEから離れて戦い、キャラクターを高めて戻ってきた。今も毎朝有酸素運動をして、夜は筋トレを欠かさない。

(Fightful)

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