かつては犬猿の中だったCMパンクとAJスタイルズですが、2023年にパンクがWWEへ復帰した後は関係が修復され、お互いを認め合っています。
先日開催されたWWEの日本ツアーで、2026年での引退を表明しているAJスタイルズが日本のファンの前でキャリアを祝福される素晴らしい瞬間がありました。新日本プロレスのBullet Club二代目リーダーとして大活躍し、新日本の海外人気上昇に大きく貢献したレジェンドにふさわしい場だったと言えるでしょう。
その場を演出したのはパンクでした。WWE公式Youtubeチャンネルで公開された日本ツアーのVlogで、パンクはAJについて「自分と共通点が多い」とした上で、日本で彼を称える必要があったことを語りました。
彼が俺にとってどういう存在かというと、俺とほぼ同時期に、違う場所でキャリアをスタートさせた男だ。下積みを経験し、自分のやり方でやってきた。
彼は非常に影響力があるし、誰も彼がWWEに来るとは思っていなかった。ましてやWWEで成功するなんてな。俺も同じだよ。俺たちにはそういう共通点があるんだ。俺たちは、周囲の期待をはるかに超えてみせたんだ。
自分がどれだけ長くやれるかはわからない。限界が来るまでやり続けるつもりだが、それが遠い未来ではないことだけはわかってる。だから、俺だけじゃなく、俺たち全員にとって、引退していくレスラーたちを称えることは重要だと思うんだ。
今回の日本ツアーは、パンクにとっても最後の日本での試合になる可能性があります。46歳の彼にとって、48歳のAJの引退は無視できない出来事でしょう。
(Wrestling Observer)
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