百戦錬磨のベテランたちにとっても、オモスの存在感は無視できないものです。
WWEでなかなかチャンスを得られない中でも、アンダーテイカーら彼の才能や将来性を高く評価するレジェンドはたくさんいます。故スコット・ホールもその一人だったようです。
最新のインタビューで、オモスはホールとの思い出を語りました。WWEパフォーマンスセンターにゲストコーチとしてやってきたホールは、桁違いの体格を誇るオモスを見て興奮していたようです。
彼に初めて会った日のことを覚えてる。俺のことを見た途端、彼の目が輝いて、「君は誰だ?」って言ったんだ。彼のプロレスの目、プロレスの頭脳が閃いたのが分かったよ。
俺が思うに、彼はリングで俺との試合を思い描いていたんだろな。20年か30年前に戻って、俺みたいな若者と試合をしたかったんだろう。だって、彼のインスピレーションの光が灯ったのが分かったから。俺たちにできる試合のスタイルとか、色々なことを考え始めたんだ。
あれは本当に良い経験だった。俺にとってはいわゆる「大物」に会った初めての経験だったからね。彼は本当に両手を広げて俺を受け入れてくれた。正直に言うと、彼が俺にしてくれたことには永遠に感謝しているんだ。彼は俺を本当に世話してくれた最初の人物の一人だったから…。
感謝しているよ。だからこそ、彼がもう俺たちと一緒にいないのは悲しい。彼が俺のキャリア最初の試合をプロデュースしてくれたあの最初の経験は忘れられないな…。俺は自分が一体何をしているのか、さっぱり分からなかった。でも彼はただ、「デカく、強くいろ」と言ってくれたんだ。彼と一緒に働くのは最高だったよ。
(WrestlingNews.co)
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