TNA世界王座の新チャンピオンになったベテランレスラー、フランキー・カザリアン。
先日の番組収録でマイク・サンタナを倒してタイトルを獲得した彼は、AEWからTNAへ移籍した後の充実した日々の集大成とも言える瞬間を掴み取り、さらに大きな野望を実現しようとしています。
名物番組Busted Open Radioに出演した彼は、TNA時代の盟友であり、2026年での引退を公言しているWWEのAJスタイルズを相手にタイトルを防衛する可能性に言及。彼もAJもそれを望んでいるものの、「ある一人の男」次第で実現するかどうかが決まる…と考えていることを明かしました。
間違いなく興奮する話だね。AJも俺も、俺たちが戦うかもしれないってことここ数ヶ月感発信してきたんだ。彼の準備はできているし、俺の準備もできている。あとは基本的に、1人か2人の男が許可を出してくれればいいだけなんだ。
AJがこれを望んでいるのは知っている。俺も望んでいる。さらに重要なのは、ファンがそれを望んでいることだ。俺たちのビジネスというものは、ファンが望むものを提供すること、そしてAJがもうすぐ引退するからこそ、ファンが望むものをもう一度提供するべきなんだよ。
俺たちの歴史が全てを物語っている。彼以上に尊敬する人間はいないし、ファンになった人間もいないんだ。TNAにおける彼の歴史もそうだし、今や俺がここのエースになったことで、その価値はさらに上がったんだ。だから、この試合は以前想定されていたよりもさらに大きな意味を持つ可能性がある。
俺たちは、一人の男が許可を出すのを待っている。その男が許可を出してくれることを願っているよ。なぜなら、それは俺たち2人のキャリアだけでなく、俺たちの友情にとっても、素晴らしい締めくくりになるだろうからね。
一人の男とは、WWEのニック・カーン社長か、それともチーフ・コンテンツ・オフィサーのHHHか…？AJは最新のインタビューで「俺がTNAで試合をしたらみんなやりたがるようになるだろう。だからこそ、WWEはそれを許可しないだろうなと思ってる」と語っていましたが、このドリームマッチは実現するのでしょうか。今後の動向に注目です。
（Fightful）
あわせて読みたい
