SummerSlamの開催まで1か月を切った現在、チケット販売が期待した水準に届いておらず、WWE内部で数週間にわたって懸念材料になっていると報じられています。先日はチケットの配布枚数を示すデータも表面化し、オンラインで大きな議論を呼びました。
開催は現地時間8月1日・2日の2日間で(日本時間8月2日・3日)、2日間開催は2025年のSummerSlamに続いて史上2度目となります。WWEは昨年の大会について、2日間合計で11万3722人を動員したと発表しています。
しかし、WrestleTixによると、SummerSlamの配布済みチケットは初日が22,069枚、2日目が23,809枚でした。また、WrestleVotesは、チケットの伸び悩みが今回初めて明らかになったわけではなく、先月からWWE内部で議論の対象になっていたと伝えています。
現時点で確定しているカードは、世界ヘビー級王座をかけたローマン・レインズ対セス・ロリンズ、女子世界王座をかけたリヴ・モーガン対イヨ・スカイ、そしてオバ・フェミ対ブロック・レスナーのHell in a Cellマッチです。さらに、CMパンク対コーディ・ローデスによる統一WWE王座戦も追加される見込みとされています。
メルツァーが見るチケット販売の実情
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによると、会場のUSバンク・スタジアム(US Bank Stadium)は最大で各日6万7000人を収容できるとのことです。メルツァーはWWEがソールドアウトを見込んでいたとは考えていないものの、現状の数字がWWEの想定を下回っているのは間違いないと見ています。
WWEがソールドアウトに近い数字を見込んでいたとは思わない。ただ、これほど大規模な興行で、この数字が想定通りだったということは絶対にありえないと断言できる。
チケット不振をどう見るか
今回の数字をどう捉えるべきでしょうか。注目したいのは、カード自体は決して弱くない点です。世界ヘビー級王座戦のレインズ対ロリンズに加え、CMパンクが絡む無敵WWE王座戦も取り沙汰されており、目玉は揃っています。それでも配布枚数が伸びないとすれば、2年連続のスタジアム2日間開催という規模拡大に、チケット需要が追いついていない可能性があると見ています。
もう一つ気になるのが、最安値84ドルに加えて25%オフのセールを打っても効果が出ていない点です。これは単なる価格の問題というより、遠征を伴う大型興行への腰の重さを映しているのではないでしょうか。WWEがスタジアム路線をどこまで維持するのか、今後の判断に注目したいところです。
(情報源: Wrestling Observer / WrestleTix / WrestleVotes)
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