TNA世界王者のニック・ネメスは、リングから退くべき引き際を見極めなければならない…という厳しい現実について率直に語り、「静かに身を引くつもりはない」と宣言しました
「Busted Open Radio」に出演したネメスは、大病や負傷を乗り越えて約5年ぶりにAEW世界王座を獲得したケニー・オメガの苦難を例に挙げながら、限界を告げられたプロレスラーの心理について振り返りました。
ネメスは、痛みを抱えながら戦い抜くことはパフォーマーにとって第二の天性であると語ったが、ある時点から、それは単なる1試合以上の意味を持つ決断になると語っています。
体は痛めつけられている。これからも続く50年の人生を健康に過ごすことは、1年間のドリームマッチに満ちた時期を戦い抜くことよりもはるかに重要だ。
でもね……こういうことを頭の中でどれだけ考えていてもいても、いろんなことを向き合わなければならないんだ。
ネメスはWWE時代の印象的なエピソードを明かし、彼が子どもの頃に見ていたレジェンドたちが再びチャンスを得るために列をなしていた様子を振り返りました。
自分がずっと憧れ、長年見てきた4人のレジェンドがいるとする。彼らはもう70代なのに、ビンス・マクマホンと話すために列に並んでいるんだ。ビンスに挨拶するためじゃない。プッシュを求めているんだよ。タイトルに挑戦するチャンスを求めてね。
それを見て、「冗談だろ?この人たちはどうしちゃったんだ?」って思うわけだ。
現在45歳となったネメスは、自分が思っていた以上に彼らのメンタリティを理解できるようになったと語っています。
今の俺は70歳じゃなく45歳だけど、「ああ、そうか。俺だって静かにフェードアウトしていくつもりはないぞ、クソッ」って思っているよ。
この仕事で最高であり続けること、戦い続けることを絶対にやめたくない。絶対に、決してやめたくないんだ。
ベテランになった今だからこそ、現役生活を続けることを渇望しているネメス。彼のこれからのキャリアにも注目です。
(Wrestling Observer)
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