AEWなどで活躍する「プロレス界の声」ジム・ロスが、自身のPodcast番組で脳の手術を受けることを明らかにしました。記憶障害の改善を目指すもので、早ければ来週中にも実施される見込みです。
現在74歳のロスは、自宅で倒れて約40日間にわたる長期入院生活を余儀なくされていました。PWInsiderの報道によると、この入院は転倒が原因だったとされています。現在は退院しているものの、脳に溜まった液体が原因で記憶力の低下に悩まされており、今回シャント手術(血液透析を行うために、動脈と静脈を直接つなぎ合わせて十分な血液流量を確保する手術)と呼ばれる処置を受ける決断を下しました。
ロスは自身がホストを務める番組「Grilling JR」の最新回で、現在の体調や今後の出演について次のように語っています。
また、冗談を交えつつも、近く予定されている脳の手術への不安と期待を口にしました。
数日は入院することになる。何も問題が起きないことを願うよ。素晴らしい外科医がついているからね。
手術の実施には循環器内科医の承認が必要だったものの、無事に許可が下りたと明かしました。過酷だった数週間前の入院生活や、記憶障害による苦痛も生々しく振り返っています。
これは単なる病気だし、対処しなければならないことなんだ。これまでのままでは生きていけなかったからね。いろいろなことを忘れてしまって、とにかく思い出せなかった。本当に悲惨だったよ。気分も最悪だったね。
でも、それはすべて私が家で倒れて見つかったことから始まったんだ。そこから約40日の入院生活が始まった。言っておくけど、ものすごく長い時間だったよ。ベッドは小さくてゴツゴツしているし、食事は予想通りの味だ。スタッフはこちらの体調なんて気にも留めないことだってある。あそこは好きじゃなかったな。
今回受けるシャント手術が頭蓋骨を開く深刻なものであることを認めつつも、最後は早期回復への強い決意を語りました。
かなり深刻なものだね。頭蓋骨を開ける時はいつだって深刻な事態だといつも思っていたけど、今回も確実にそう感じるよ。手術を終えて、短期間入院したら、すぐ家に帰って治す。それが私のやることだ、必ず治してみせるよ。
ジム・ロスの復帰が待たれる実況席
ジム・ロスは長年WWEの実況として活躍し、現在はAEWで実況・解説を務めています。近年は皮膚がんや結腸がんの治療など、度重なる健康問題と闘いながら放送席に座り続けてきました。
今回の脳手術は、ファンにとっても非常に心配なニュースです。しかし、実況アナウンサーにとって致命的とも言える記憶障害の原因が特定され、治療の道筋がついたことは前向きな兆しではないでしょうか。
74歳という年齢や過去の闘病歴を考えれば、回復には慎重を期す必要があります。それでも本人が「闘っている」「治してみせる」と力強く語っている通り、再びあの熱を帯びた声が放送席で聞ける日を心待ちにしたいと見ています。
(情報源: Grilling JR / Fightful)
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