【WWE】CMパンクが伝説のパイプボムを振り返る「いつか、誰かに超えてほしいもんだね」

WWEインタビュー

CMパンクが伝説の「パイプボム」を振り返りました。この発言がWWEのRAW名場面ランキングで1位に選ばれたと知って驚いたと語り、いつかNXTの若手に超えてほしいとの思いも口にしています。

パイプボムは、2011年6月27日のRAWでパンクが放ったプロモです。WWEの運営方針やジョン・シナらを痛烈に批判し、台本と本音の境界を崩したこの発言は、プロレス史に残る名場面として語り継がれてきました。

今回パンクは、この発言を組み立てた当時の思考や、何を口にしてよいかをめぐるビンス・マクマホンとのやり取りを振り返っています。

パンクがとりわけ驚いたのは、この発言がWWEのRAW名場面ランキングで1位に選ばれたと後に知ったことだったといいます。自身が業界を離れていた時期の出来事として、当時をこう振り返りました。

俺が業界を離れていた頃、当然ながら厄介者扱いだったよね。確か、例のもう一つの団体もまだ存在していなかった頃だと思う。

そんな時に、RAWの名場面トップ100みたいな企画をやったんだろ? そこで君たちはパイプボムを1位に選んだ。今でも覚えているよ、それを知って本当に驚いたんだ。

あれだけのものを作り上げて、あの瞬間をあそこまでのものにして、しかも彼がゴーサインを出してくれた。それをRAWで一番の瞬間にするなんて、俺からすれば多くを物語っている。もう、とんでもないことさ。

「いつか誰かが超える」

パンクは、この名場面がいつか塗り替えられることを望んでいるといいます。期待を寄せるのはNXTの若手です。

まあ、いつか誰かが超えていくよ。そうなってほしいと思っている。NXTに、そういう人材がいてくれたらいいね。

誰かにこの瞬間を奪われる可能性を問われると、パンクはそれを意に介さない姿勢を見せ、自身の下積みと、NXTから上がってくる選手たちの現状に触れました。

挑戦するのは自由だ。でも、それはただの雑音でしかない。俺は自分の直感を信じている。契約するまで、自分でもどれくらいの期間か分からないほど長く、この業界にいたからね。

だから、入ってきたばかりの連中や、当時の育成部門の多くの選手が持っていなかった引き出しが、俺にはあったんだ。おかげで、いろいろとうまく立ち回ることができた。

でも、NXTから上がってくる選手は、いきなりRAWに放り込まれて、やるかやられるかの世界に置かれる。それなのに、ちょっとしたミス一つで、この世の終わりみたいに考えてしまうんだ。

パンクの「超えてみせろ」に注目

パンクは、この伝説的な瞬間を「守る」のではなく「超えられるべきもの」として語っています。第一線に返り咲いた王者が、自らの代名詞を次世代に託そうとする姿勢は、キャリアの充実ぶりを物語っているように映ります。

ただ、パイプボムが唯一無二であり続けているのも事実です。台本と本音の境界を崩したあの発言は、時代背景や本人の置かれた状況が重なって生まれたものでした。NXTの誰かが本当に超えられるのか、パンク自身の期待も込めて見守りたいところです。

(情報源: What’s Your Story? with Steph McMahon / Wrestling Observer)

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