統一WWE王座を獲得したCMパンクが、WWEの舞台裏映像で自身の去就について語りました。ジョン・シナやAJスタイルズら同世代が次々と引退する中、現在47歳のパンクは、まだ第一線を退くつもりはないと現役続行への意欲を示しています。
この映像は、パンクがサミ・ゼインを破って王座を戴冠してから1週間後にWWEが公開したもので、戴冠の瞬間を本人が振り返る内容です。パンクは、同じ道を歩んできたゼインへの仲間意識に触れつつ、47歳となった今も引退する気はないと語りました。
パンクは、ジョン・シナやAJスタイルズといった同世代が引退していく様子を見てきたといいます。周囲から「いつ引退するのか」と見られる空気を感じる一方で、インディー時代から「無理だ」と言われ続けてきた自分とサミの歩みを、こう振り返りました。
シナが引退するのを見た。AJスタイルズが引退するのも見た。だから、なんというか、今はみんなが俺を見てこう思っているんじゃないかな。「で、お前はいつ引退するんだ?」ってね。
でも、俺やサミみたいに同じ道を歩んできた人間は、インディーから始めて、「無理だ」と言われ続けてきた。それに対して俺たちは「見ていろ」と返してきたんだ。「ここでは通用しない」と言われて、通用してみせた。「どうせ何者にもなれない」と言われて、何者かになった。
そして「王者になんてなれない」と言われ続けた結果、王者になったのさ。これは大きな意味を持つよ。俺だけじゃなく、あいつにとってもね。
本当のところは本人に聞いてくれ。勝手に代弁するつもりはないから。でも、あいつも同意してくれると思う。俺たちはある意味、同じ塹壕で戦う仲間なんだ。大事なのは隣にいる仲間のこと、そして這い上がってくる若い世代のことさ。
自分と同世代が引退していくのを目の当たりにして、それがむしろ「そうさ、俺はまだここにいる」と思わせてくれる原動力になっている。今も高いレベルでやれている実感があるし、今が一番いいとすら感じている。なのに、どうして退く必要がある?
今回の王座戦は、レッスルマニア42直後以来となるWWEのテレビ番組への登場でした。パンクは、こうした一生に一度のような夜は今でも緊張すると明かし、地元シカゴのファンの前で新たな名場面を生み出せることに胸を躍らせていたといいます。
俺にとって、これは特別な仕事なんだ。真剣に受け止めすぎだと言われたこともあれば、逆に真剣さが足りないと言われたこともある。
でも、俺のキャリアはすごく長くなったから、今こうしてこれまでの瞬間の数々を振り返ることができる。世界最高のファンの前で、今も最高のレベルに立ち、新たな名場面を作り続けられる。そのことを、より一層かみしめているんだよ。
パンクの前に立つ「キャリアキラー」
注目したいのは、パンクが引退への思いを語ったこのタイミングで相対するのが、よりによってグンターだという点です。同世代を次々と「引退させてきた」存在と、今週末のSaturday Night’s Main Eventで顔を合わせることになります。
「なぜ退く必要がある?」と語るパンクにとって、これ以上ない説得力を持つ舞台といえるのではないでしょうか。SummerSlamでのコーディ戦を前に、まずは同世代の引退を見届けてきた自身の現在地を、グンターとの一戦で示すことになりそうです。
(情報源: WWE / Wrestling Observer)
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