CMパンクが、WWEの選手とスタッフたちの間で、より率直なフィードバックが必要だと訴えました。選手もSNSの評価に頼るのではなく、会場の観客から返ってくる反応を重視すべきだと語っています。
パンクはステファニー・マクマホンの配信番組What’s Your Story?に出演し、WWEで一つ変えたいことを尋ねられました。より多様な選手がリスクを取って挑戦する姿を見たいと話した後、本人が「議論を呼ぶ答え」と呼ぶ意見を切り出しています。
じゃあ、ここで議論を呼びそうな答えを言うよ。もっと多くの人に、物事へ少し真剣に向き合ってほしい。
ここにいられるだけで幸せという姿勢ではなく、選手がカーテンの裏へ戻ってきた時に、「うん、よかったよ」だけで済ませず、もっと意見を伝えてほしいんだ。ハグしてもらうことを求める選手もいて、戻ってくるなり「どうだった?」と聞く。褒めてもらいたいんだよ。
パンクが特に問題視したのは、選手が評価を求める場所です。会場の観客から直接返ってきた反応よりも、試合後にSNSを開き、オンライン上の意見で自分の仕事を判断する選手が多いと指摘しました。
でも、俺はいつも言っているんだ。「そのふざけたスマホを置け」とね。自分の試合がどうだったか確認するために、Twitterを見ているんだろ?観客の声は聞いたのか?SNSよりも先に得られる反応だぞ?
リングにいる時は、観客が自分のボスなんだよ。Twitterの誰かがお前の試合について何を言っているかなんて、俺にはどうでもいい。
パンクは、会場で大きな反応を得た選手が、スマホを開いた途端に否定的な意見を目にする場合もあると説明しました。それでも、最優先すべきなのは目の前にいる観客の反応だと考えています。彼自身はTikTokのアカウントを持っておらず、Twitterも数年前に離れたとのことです。携帯電話を使いすぎている自覚はあるものの、Instagramでは主に犬や食べ物の写真を見ていると話しました。
スタッフと選手の双方に改善を要求
フィードバックが十分に行われない原因が選手側とスタッフ側のどちらにあるのかを尋ねられると、パンクは両方に責任がある場合もあると答えました。プロデューサーやエージェントは、選手を傷つけるのではなく、改善へつながる形で意見を伝える必要があるとしています。
状況によっては、両方に原因があると思う。人の気持ちを傷つけたくないと思っている人もいるから、前向きな形で物事を伝える方法を考えないといけない。 俺たちも全員、そういう経験がある。「何かアドバイスはある?」「ああ、お前のパンチは最悪だ。プロレスを辞めて、リングシューズを燃やしたほうがいい」なんて言われたりな。
さすがに、それは少し言いすぎかもしれない。 でも、本気で知識を求めているなら、「自分のパンチは駄目なのか。じゃあ、どうすれば良くなるんだ?」と考えられる。
最後にパンクは、プロデューサーやエージェントが具体的な改善方法を示すことと、選手が成長を望んで素直に意見を受け入れることの両方が必要だと主張しました。現在のWWEはライブイベントの数が少ないため、実戦経験を積みにくいことも課題として挙げています。
プロデューサーやエージェントには、選手を助けることにしっかり集中してほしい。建設的で前向きな意見を伝え、ただ言葉で説明するだけではなく、実際にやって見せてほしいんだ。 一方で、選手にも本気で成長し、うまくなりたいと思ってもらう必要がある。広い視野を持って、どう情報を受け取り、それをどう生かすのかについて、異なる考え方にも心を開いてほしい。
明らかな大きな問題として、今は以前ほど多くのライブイベントを行っていない。だから難しくなっているけど、本当に成功したいと思っている人は、方法を見つけると思うよ。
パンクの提言が示すWWEの育成課題
注目したいのは、パンクが単に若手選手へ厳しさを求めているのではなく、意見を伝える側にも改善を要求している点です。内容が正しくても、相手を否定するだけでは成長につながらず、具体的な方法を示して初めて建設的な助言になると見ているのでしょう。 ライブイベントが減れば、テレビに映らない場所で失敗と修正を繰り返す機会も少なくなります。
限られた試合数の中で選手を育てるには、本人の向上心だけでなく、スタッフが試合後の反応を具体的な技術指導へつなげる仕組みが、以前にも増して重要になるのではないでしょうか。
(情報源: What’s Your Story? with Steph McMahon / WrestlingNews.co)
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