元WWE王者のビッグEが、New DayとThe Eliteによる夢の6人タッグについて語りました。2018年に一度だけ実現したゲーム上での対面をきっかけに、両チームは実際の試合を模索していたものの、今となっては実現は考えられないとの見方を示しています。
New DayとThe Eliteの対決は、2018年に北米の大型ゲームイベントE3で一度だけ実現しています。エグゼビア・ウッズが運営するYouTubeチャンネルUpUpDownDownの企画として、ビッグE、コフィ・キングストン、ウッズのNew Dayと、ケニー・オメガ&ヤング・バックスのThe Eliteが、対戦格闘ゲームStreet Fighter Vでチーム戦を行いました。WWE所属選手が他団体の選手と絡む、当時としては珍しい機会でした。
ビッグEは、E3で得た許可を足がかりに、リング上での本物の対戦をWWEへ少しずつ働きかけようとしていたと振り返っています。実現の可能性を左右した最大の要因は、当時まだAEWが存在していなかったことでした。
でも当時のウッズは、ゲームの方面で本当に必死に取り組んでいた。ケニーもゲームの世界でたくさんのことをやってきた。ケニーとバックス、そして俺たち3人が顔をそろえる、それだけでも最高だと思ったんだ。
ビッグEが思い描いていたのは、6人が一夜限りでリングに立つ光景でした。両チームは以前から少しずつ距離を縮めようとしており、その理想像を次のように語っています。
もっとも、ビッグE自身、今の状況で6人タッグが行われる可能性は極めて低いと認めています。それでも2018年当時は本気で実現し得ると信じていたとのことです。
加えて、ケニーをファンがこれまで見てきた中でも屈指のパフォーマーだと評し、ヤング・バックスを史上最高のタッグチームの一つに挙げています。
ビッグEの回想をどう見るか
「もしAEWがあったら、あの話は全部なかった」というビッグEの言葉が、この一件の本質を突いていると見ています。2018年当時、WWEにとってケニーやヤング・バックスは競合する相手ではなく、だからこそ共演のハードルは低かったといえます。AEW設立以降、両者は明確なライバル関係となり、選手の貸し借りは事実上考えられなくなりました。
つまりこの夢の6人タッグは、団体間の力関係が固まる前の、ごく短い時期にしか成立し得なかった構想だったのではないでしょうか。ビッグEの回想は、実現しなかった一戦への未練であると同時に、業界の地図がいかに速く塗り替わったかを映す証言でもあります。
そして、2026年5月にコフィとウッズがWWEから退団したことにより、The Eliteが中心となって設立したAEWに2人が移籍する可能性が浮上しているというのも、月日の経過を感じさせますね。ビッグEはWWEに残りますが、5人が同じリングに立つ日が来るかもしれません。
(情報源: Westwood One Sports Night / Wrestling Inc.)
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