2019年にYoutubeでウィークリー番組”Powerrr”の配信を開始したNWA。2017年に団体を買収した人気バンド「スマッシング・パンプキンズ」の中心メンバー、ビリー・コーガンは、NWAブランド再構築の一手としてこの番組を立ち上げました。
しかし、番組の収録は2020年1月が最後になっており、配信は5月12日を最後に止まっています。今後、団体がどのように活動していくのかが不透明な状況の中、副社長を務めるデヴィッド・ラガーナが女性レスラーに対して性的暴行を働いていたことが#SpeakingOutムーブメントの中で告発され、退任するという出来事がありました。
この事態を受け、ハードコアマッチ・レスラーとして知られるレイヴェンが、「NWAは活動を停止するかもしれない」という趣旨の発言をしたことが最近話題になっていたのです。コーガンがこの件で幻滅しているという噂を聞いた、というのが彼の発言の根拠になっています。
昨日、コーガンは声明を発表し、NWAの活動停止はないと噂を否定しました。
我々は活動を停止しません。そのような印象を与える噂は無視してください。NWAは売りに出されていないし、今後もあり得ません。[…]非常に厳しい環境の中で、素晴らしいファンの皆様にコンテンツを提供する方法を我々は考えているところです。
興味を持ってくれたり、話題にしてくれたことには感謝しますが、根拠のない噂や憶測は禁物です。
再び団体としての活動を再開した場合、軸になるのはやはり”Powerrr”でしょう。団体の顔であるニック・オールディスを中心に、再び存在感を示すことはできるでしょうか?
Quick note about the @nwa pic.twitter.com/CDzw6B3XmC
— William Patrick Corgan (@Billy) July 16, 2020