元WCW幹部のエリック・ビショフが、ローマン・レインズを「過大評価」とした自身の見解について詳しく説明しました。現在の試合には新鮮さを感じないとしながらも、興行的な価値やスター性は認め、人間としても強い敬意を抱いていると語っています。
ここ最近、プロレスPodacst界やSNSで「ローマン・レインズ過大評価説」をめぐる論争が繰り広げられています。発端は、ビショフのPodcast番組「83 Weeks」で共同司会のコンラッド・トンプソンがレインズを「過大評価されている」とし、ビショフも同意したことでした。ブッカーTらから反発の声が上がりましたが、ビショフはレインズの現在の試合に惹かれない理由を、内容の変化が乏しく感じられることにあると説明しています。
見ていて面白いとは感じないんだ。もう全部見てしまったからね。彼の試合は全部見てきたし……今の試合を半分見れば、この2年間にやってきたことが全部見える。
同じようなものが続いている感じがある。リック・フレアーにも、似たところがあった。
ただし、ビショフは自分が退屈していることと、レインズの仕事そのものが悪いことは別だと強調。ファンが支持し、ビジネスにつながっているかどうかのほうが重要だとしています。
ファンが好きなら、結局それでいいんじゃないか? チケットを買って、テレビを見て、会場に来て、グッズを買っているならね。リック・フレアーの時もそうだった。彼の試合が毎回まったく同じに見えると不満を言っていた人もいたよ。
最近のローマン・レインズの試合だって同じだよ。でもどうだ?今もグッズは売れているし、ファンは会場に来て、チケットを買っている。
だから、クリエイティブという主観的な部分では、確かに俺は退屈している。俺にとっては新しいものが何も起きていない。でもビジネス面では、彼は金を生み出せる存在なんだよ。
ローマン本人への敬意は別物
ビショフはさらに、現在のプロレス界でレインズほどの存在感やスター性を持つレスラーはいないとの評価も示しました。試合への批判が、レインズ本人への敬意の欠如から出たものではないとも強調しています。
ローマンのことは心から尊敬している。これは敬意があるかどうかとは何の関係もない。人間として、いろいろな意味で尊敬しているよ。彼が乗り越えてきたものを、何を大切にしているかを見てみろ。
俺はローマンのことを直接は知らない。何回かしか話をしたことがないし、彼自身を知っているわけじゃない。でも、どういう人物なのかは知っているし、家族をどれだけ大切にしているかも知っている。彼が何を経験してきたのかもね。
ローマンが直面したようなことや恐怖を、俺たちのうち何人が経験したことがある? それを乗り越えただけじゃなく、あそこまで成功した人間がどれだけいる?
だから、今の彼のパフォーマンスについて俺がどう思っているかと、人間として彼に抱いている敬意はまったく別の話なんだ。
評価が分かれるローマン・レインズ
ビショフの評価は、「ローマン・レインズは優れたスターか」という話と「現在の試合を自分が面白いと感じるか」を切り分けたものです。試合にはマンネリを感じながらも、チケットやグッズを動かせる力、他に並ぶ者がいないスター性は認めています。いつの時代もビッグスターには批判の声が上がるもの。以前と比べれば遥かに支持を高めたレインズですが、こうした声は今もあります。

(情報源: 83 Weeks / Wrestling Inc)
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