イリヤ・ドラグノフがWWEを退団した背景について、最新情報が明らかになりました。WWEは実力を高く評価する一方、契約額に見合うほど数字を動かす選手ではないと判断し、2026年4月から起用を止めていたとされています。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、ドラグノフのWWEとの契約は現地8月20日に満了しました。契約満了による退団のため競業回避義務期間はなく、現在は他団体ですぐに試合をすることも可能なフリーエージェントになっています。
数カ月にわたったテレビ不在について、メルツァーは「負傷が理由ではなかった」と指摘しています。WWE関係者に取材したところ、「クリエイティブ・チームが彼を起用していない状態だ」との証言があったほか、単にプランがないだけでなく、「起用できない選手だ」とも説明されたとか。
契約交渉の隔たりから4月に起用停止か
メルツァーは、ドラグノフとWWEが新契約について交渉していたものの、条件には大きな隔たりがあったことを明かしています。その結果、契約満了の約4カ月前となる4月の段階で、WWEはドラグノフを起用しない判断を下したとのことです。
WWE側はドラグノフのレスラーとしての能力そのものを低く評価していたわけではないようです。メルツァーによれば、素晴らしいレスラーであることは認められていた一方、ドラグノフが求めていた報酬を正当化できるほど、ビジネス上の数字を動かす選手ではないという評価だったとされています。
一方、レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスは、ドラグノフの退団が報じられた際に「6月の時点ではドラグノフをテレビへ復帰させる話が進んでいた」と報じていました。今回の報道では4月に起用停止が決まったとされていますが、契約交渉や復帰へ向けた話がその後どのように推移し、最終的に決裂したのかまでは分かりません。
ドラグノフがWWEで最後に試合をしたのは現地4月17日放送のSmackDownで、アンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤルに出場しました。現在は契約上の制限なく活動できる状態ですが、次にどの団体へ登場するのかは不明です。
(情報源: Wrestling Observer / eWrestlingNews)
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