Netflixで配信されるRAWをめぐり、WWEの映像制作部門が厳しい規制に不満を抱いていると報じられました。
2025年1月、RAWはテレビ番組からNetflixでの配信番組に生まれ変わりました。当然,これまでとは異なる基準・ルールが設けられることになり、流血や過激な発言など一部の表現が規制されたり、削除されるケースが散見されるようになりました。
Fightfulによれば、WWEはNetflix側が一定の配信基準を設けること自体は把握していました。しかし、一部の関係者は、実際の制限が想定していた以上に厳しいと受け止められているといいます。
最近の例では、RAW最新回でロイス・キーズとOTMがBloodlineをバックステージで襲撃したシーンが規制されました。Netflixでの配信ではジェイ・ウーソの流血部分にぼかし処理が入りましたが、WWEのチーフ・コンテンツ・オフィサーであるHHHが編集されていない映像をSNSで公開しました。
Fightfulは、WWEがこのシーンを本来意図して作った形で見せる必要があると判断し、そのためSNSへ無修正版を投稿したと報じました。番組制作側が用意した演出と、Netflixで実際に配信できる内容との間に差があったようです。
また、8月3日配信のRAWでは、ベッキー・リンチがリヴ・モーガンとドミニク・ミステリオに向けて放った発言が生配信ではそのまま流れたものの、その後Netflixの再配信版から削除されました。
レスリング・オブザーバーは後に、この発言が台本に含まれていたと報じています。少なくとも、ベッキーがその場で独自に加えた発言をNetflix側が後から問題視したというケースではありませんでした。
Netflix側の基準は、流血などの映像表現だけでなく、プロモの内容にも影響する可能性があります。WWEが無修正版をSNSで補完する形を選んだことも興味深く、今後は制作段階からNetflixの基準に合わせるのか、それとも配信版とSNS版を使い分けるケースが増えるのかもしれません。

(情報源: Fightful / Wrestling Observer Newsletter / F4WONLINE)
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