バロン・コービンがWWE復帰の裏側を明かす「俺から『復帰したい』とは言わなかったよ」

WWEインタビュー

2026年にWWEへ復帰したバロン・コービンが、復帰に至るまでの交渉を詳しく明かしました。2024年の退団後、自分からWWEへ復帰を打診することは一度もなく、約1年半の離脱期間がプロレスへの情熱を取り戻すうえで重要だったと振り返っています。

コービンは現地7月10日放送のSmackDownでサプライズ復帰すると、SummerSlamではトリック・ウィリアムズを破りUS王座を獲得しました。復帰から短期間で再びWWEの中心戦線へ加わりましたが、本人によれば、その道筋は自らWWEへ売り込んで始まったものではありませんでした。

名物Podcast番組Busted Open Radioに出演したコービンは、WWEを離れていた約1年半、HHHと連絡を取り続けていたものの、家族の近況を尋ねたりWWEでの出来事を祝福したりする程度で、仕事の話には踏み込まなかったことを明かしました。

復帰までの過程は最高だったと思う。WWEから離れていた1年半の間、俺からは一度も連絡しなかったからね。
HHHのインタビューを見ただろ?「みんな『家に帰りたい』っていつもメッセージしてくる」って。俺は一度もやらなかった。向こうが俺を戻したければ電話してくると思ってたし、「仕事をくれ」って頼むつもりはなかった。

そして、ついにWWEから復帰の打診がありました。しかし、一度目の交渉でコービンが復帰を決断することはありませんでした。

最終的には、WWEから連絡が来たんだ。2025年の12月に一度話をしたけど、すごく短かったし、そこから何かが進んだわけでもない。「こういうことについてどう思う? 興味はある?」みたいな話だった。
俺の返事はたしか、「話をすることには前向きだけど、焦ってはいない。こっちでいろいろやってるから」だったと思う。
「バロン・コービン」という名前についた評価を、WWEの外側でもう一度作り直し、勝利を積み重ね、タイトルを獲って、世界中を回ってた。多くの人がWWEに来る前に経験するのに、俺にはできていなかったことをやってたんだ。自分のレベルを上げてた。
そういう経験でリング上の能力が引き上げられたし、本当に素晴らしかったよ。

復帰で取り戻した「緊張感」

その後、2026年に入って交渉が本格化。コービンはHHHから、かつての「ローンウルフ」のような方向へ戻し、リングで相手を痛めつける説得力や大一番に勝てる存在感を取り戻すプランを聞いたと明かしています。

それから話が本格的に「戻ってきてもらうことに興味がある」というものになって、HHHから俺についてどんなプランを考えているのか聞いたんだ。向こうの考えは、俺が一番得意なこと……つまり人をぶっ飛ばすことに戻す、というものだった。ローンウルフみたいなキャラクターだね。
つまり、リングで人を痛めつけるときのリアリティや、大きな試合にも勝てると思わせる説得力を取り戻すことが、俺にとってはすごく重要だったんだ。あの1年半の離脱は、俺のキャリアとプロレスへの飢えを蘇らせるために本当に必要なものだったんだよ。
WWEを離れる前の最後の1年は「はいはい、これが俺の仕事ね。じゃあやってくるよ」みたいな に、惰性で仕事をやってたんだ。でも今は、あの緊張感が戻ってきた。「このカーテンをくぐる前に吐きそうだ」っていう感覚がある。
居心地が悪くなるくらいのあのエネルギーがあって、それを目の前に立っている相手へ全部ぶつけられる。あの感覚が戻ってきたし、WWEでの活動に限界はないと思ってる。できるだけ多くの王座を獲りたいね。

コービンは、WWEから離れてきた期間を「いずれWWEへ復帰するための待機期間」にしませんでした。世界中で試合を重ねて評価を作り直した結果、WWE側からのオファーと自身のモチベーションが一致する状況を作り出したのです。

しかも、復帰後はすぐにUS王座。HHHから説明された「大きな試合に勝てる説得力を取り戻す」という方向性はすでに形になっています。今後の活躍にも期待しましょう。

(情報源: Busted Open Radio / Fightful)

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