【WWE】ジョン・シナが語るECW・One Night Standの異様な空気「観客が試合を支配していた」

WWEインタビュー

ジョン・シナが、2006年のECW One Night Standでロブ・ヴァン・ダム(RVD)と対戦した際の強烈な体験を振り返りました。観客が荒れることは予想していたものの、その激しさは想像以上だったとしながら、最高に好きな環境の一つだったと語っています。

シナは参加したイベントで「RVDとのWWE王座戦を前に、観客が敵対的になると予想していたか?」と尋ねられました。当時のシナはWWEを象徴する存在としてECWファンの標的となり、会場はRVDを圧倒的に支持していました。

この試合で観客がシナへ猛烈な敵意を向けた背景には、One Night Standという大会そのものの成り立ちがあります。2005年、WWEは旧ECW勢を集めた復活興行としてOne Night Standを開催。大会の成功を受け、翌2006年にはECWを第3ブランドとして復活させることになりました。

2006年大会で実現したシナとRVDの試合は、旧ECWを象徴するRVDと、当時のWWE王者だったシナという構図。シナはWWEそのものを背負う存在であり、熱狂的なECWファンにとって、この一戦は単なる王座戦ではなく、ECW対WWEという意味合いを帯びていたのです。

敵対的な観客になると思ってたかって?ここには子どももいるから言葉は選ぶけど、もちろん、めちゃくちゃ敵対的になると思ってたよ。
背景を知らない人のために言うと、あれは巨大企業WWEを背負うジョン・シナと、ずっとアンダードッグだったECWの対決だった。俺はずっとWWE側の男で、相手のロブ・ヴァン・ダムはECW側の男。でも、ECWそのものがずっとアンダードッグだったんだ。
あの試合の直前、俺はモノローグで「負けたら、プロレス史上最大のgoatとして歴史に残る」と言った。当時のgoatは今(史上最高)とは意味が違って、「ダメな奴」ってことだった。

あれは、これまで経験した中でも特に好きな環境の一つだった。パフォーマンスが本当に観客のものになった時って、美しいものになるんだ。

たぶん俺のやり方もそうなんだと思う。ジャズ・ミュージシャンに近くて、音楽が行きたいところへ連れていってくれる時が一番美しい。

ECWファンの敵意も「美しい」と感じた理由

試合中、シナは激しいブーイングを浴び続けました。最終的にはRVDが勝利し、WWE王座を獲得しています。

しかし、シナはあの空気を嫌な思い出とは考えていません。あれだけの経験ができるレスラーは、なかなかいないでしょう。

(情報源: Tampa Comic Convention / WWE / Fightful)

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