【WWE】ジョン・シナがヒールターンの失敗を認める。「HHHのアイデアだった。プロレスを本当に台無しにしたかったけど…」

WWEインタビュー

2025年末で引退したジョン・シナが、引退ツアー中のヒールターンについて「失敗だった」との評価を受け入れる考えを示しました。自身の発案ではなくHHHから持ちかけられたもので、相当な気合を入れて臨んだことも明かしています。

シナは、2025年3月のElimination Chamberでザ・ロックに導かれてコーディ・ローデスを襲撃し、衝撃的なヒールターンを敢行。その後は「統一WWE王者のまま現役を引退し、プロレスを台無しにする」と宣言し、引退ツアーをそれまでとは大きく異なるキャラクターで進めました。

 

Graham GSM MatthewsのWrestleRantに出演したシナは、「このヒールターンは成功だったのか?」と問われ、ビジネス面とクリエイティブ面は分けて考える必要があると説明しました。興行や視聴者数では結果が出ていた一方、ストーリーへの批判があったことも理解しているといいます。

「うまくいったのか?」という話なら、いろんな側面がある。ビジネス面で言えば、席は一つも残らないほどに売れたし、大勢の人が見てくれた。だからビジネスの観点で失敗だったのかはわからない。
でも、クリエイティブの観点もある。大ヒット映画だって批評家から低い評価を受けることはある。批評する側から「自分が見たかったものじゃない」と言われるのも理解してるよ。

本音を言えば、本当の意味でプロレスを台無しにするチャンスが欲しかった。ものすごくひどい試合をして、みんなが俺にいなくなってほしいと思って、ヒーローが俺を倒すところを見たくなるくらいにね。

でも、そこまでやる時間はなかったし、ビジネスにも良くなかった。それをやったら観客が大会に来なくなって、数字も落ちていただろうからさ。

また、ヒールターン自体はシナから希望したものではなく、HHHのアイデアだったことも明かしています。提案されてから約2秒で承諾したといい、ブロック・レスナー戦での完敗や、引退試合でグンターにタップした時と同じように、まず挑戦する姿勢を選んだと振り返りました。

いい助言や指導をしてくれる人たちに恵まれたことには感謝してる。それと同時に、批判については自分にも責任がある。結局のところ、やれてよかったと思ってる。
俺がヒールターンを頼んだわけじゃない。俺のアイデアでもなかった。HHHのアイデアだったんだ。彼から説明を受けて、2秒後には「やる」と答えたよ。
ブロックと戦う時も、グンターにタップする時も同じだった。「やる」。俺はそういうふうに仕事をする。ただ、自分なりのやり方で物語をやらせてくれ、と。それを一度もやらなかったとしても、俺はそれで構わなかった。振り返ってみても、何一つ変えようとは思わない。
やれてよかったよ。今は若い選手たちに「大胆にやれ。リスクを取れ。失敗を恐れるな」と言えるからね。何かに守られた安全な場所から言ってるんじゃなくて、実際にやった立場から言える。
「ヒールターンは失敗だった」と言う人はたくさんいるだろう。わかった、失敗として受け入れるよ。でも、俺は思い切りバットを振ったんだ。
最後の試合の結末に腹を立てた人もたくさんいた。その批判も受け入れるし、最後の瞬間まで大胆に振り切ったことを心からよかったと思ってる。

シナはヒールターンから6カ月も経たないうちにベビーフェイスへ戻り、最後はベビーフェイスとして引退。現役最後の試合となった2025年12月のSaturday Night’s Main Eventではグンターにタップアウトで敗れましたが、この試合結果には批判が相次ぎました。

(情報源: WrestleRant / Fightful / WWE)

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