中東情勢への懸念が続く中でも、WWEは2027年にサウジアラビアで開催するレッスルマニア43の準備を予定どおり進めていると報じられました。緊急時の対応策は用意する一方、現時点で開催地変更を検討するのは早いとの判断だとされています。
PWInsiderによると、2026年9月にサウジアラビア側の関係者がWWE本社を訪れ、レッスルマニア43とその運営面について協議しました。大会の具体的な開催日はまだ公表されていませんが、社内ではすでに固まっているとされ、準備は「全面的に進められている」と報じられています。
一方、情勢が悪化した場合への備えもあります。WWEは現地情勢に詳しい民間の警備専門家と連携して安全面を判断する方針で、PWInsiderによると、WWE関係者は現時点でアメリカ国内の別会場を検討するのは「まだ早すぎる」としています。
サウジアラビアでは最近、首都リヤド周辺へのミサイルやドローンによる攻撃が発生しています。また、ロイター通信は現地9月20日、イエメンのフーシ派がミサイルやドローンを使ってリヤドの「重要施設」を攻撃したと主張し、首都の主要空港付近も標的になったと報じました。アメリカ国務省もサウジアラビア全体への渡航情報をレベル3の「渡航を再検討」に設定しており、武力衝突やテロなどをリスクとして挙げています。
Crown Jewelでは開催地変更への備えも
レッスルマニア43より開催が近い11月7日のCrown Jewelについては、状況がさらに悪化した場合に開催地を変更するための対応策も用意されているとPWInsiderは報じています。レッスルマニア43は開催まで半年以上ある一方、Crown Jewelは目前に迫っているため、現時点では異なる対応になっています。
開催方針と安全面の判断は別に進んでいる
今回の報道を見る限り、WWEはリヤド開催を取りやめる方向へ動いているわけではなく、現行プランを進めながら緊急時への備えを並行している段階です。今後の情勢と警備専門家による安全判断が実際の開催可否を左右することになりそうです。

(情報源: PWInsider Elite / Wrestling Inc / WWE / Reuters / U.S. Department of State)





