WWEがWorlds CollideをAEW All Outと同じシカゴで、かつ同日に開催した狙いについて、新たな報道が出ました。Fightful Selectによれば、All Outのチケット販売に影響を与える狙いがあり、生配信を行わない方針も8月上旬までに決まっていたといいます。
Fightful Selectによれば、WWEはWorlds CollideをAll Outと競合させることで、現地ファンのチケット購入を分散させようとしていました。しかしAll Outのチケットの売れ行きは絶好調で、最終的に9,338枚が売れ、完売、WWE側が狙ったほどの影響は与えられなかったと報じられています。
WWE内の関係者も、All Outのチケットがここまで好調に売れるとは予想していなかったとのことです。一方で、Worlds Collide自体は13,200枚を超えるチケットを販売しており、その実績には満足していたようです。結果的に、同日のシカゴがプロレスで大盛り上がりになる…という、Win-Win?の結果となりました。
また、Worlds Collideは生配信がないショーでした。この判断もAEW戦略と関係していたようです。どうやら、生配信しないことでシカゴ周辺のファンに会場へ足を運んでもらうことが狙いだったとされています。大会映像は現地9月30日(水)、つまりAEW・Dynamiteと同日にWWE公式YouTubeで配信されます。
CMパンク起用の背景
Worlds Collideには地元シカゴ出身で元AEWのCMパンクが登場しましたが、これはAEW側の好調なチケット販売を見て急遽決まったものではないと報じられています。パンクはレイ・ミステリオ、エル・グランデ・アメリカーノと組み、ドミニク・ミステリオ、JDマクドナー、オモスとの6人タッグ戦に出場。Fightful Selectによれば、この起用は企画の早い段階から決まっていました。
今回の報道が示しているのは、単に同じ日に大会をぶつけただけではなく、WWEが現地でのチケット争奪を意識してWorlds Collideを設計していたことです。ファンの間では以前から「こういうことだろうな」と予想されていたことではありますが、WWEは実際にAEW対策を兼ねてWorlds Collideの開催を計画していました。
WWEによるAEW対策は以前から行われていますが、プロレス界全体にとってはポジティブなことです。激しい競争が行われ、複数団体が相手を上回ろうとすることで、ショーのクオリティ向上が期待できます。AEWがWWEに抵抗し続けるのは、本当に大事なことです。
(情報源: Fightful Select / WWE / Wrestling Observer)






