ケニー・オメガが、ウィル・オスプレイを相手にAEW世界王座の防衛戦を行った2026年のAll Inで「僕のヒーローアカデミア」のオールマイトをモチーフにした入場を披露した理由を明かしました。憩室炎からの復帰後も万全ではなかった自身を、力が衰えていくオールマイトに重ねていたといいます。
オスプレイとのAEW世界王座戦を前に、ケニーはオールマイト役の声優・三宅健太によるナレーションと、「僕のヒーローアカデミア」の楽曲を使った特別な入場を披露。アーマードオールマイトをイメージしたコスチュームでウェンブリー・スタジアムに登場しました。
Crunchyrollのインタビューで、ケニーは大腸の病気である憩室炎から復帰して以降、常に100%のコンディションだったわけではないと明かしました。そんな中、All Inでは近年で最も良い状態にある感覚を試合と入場の両方へ反映したいと考えていた最中に「僕のヒーローアカデミア」を見返し、自身とオールマイトの境遇が重なっていることに気づいたといいます。
オールマイトというキャラクターは、ひどい腹部の負傷を負い、それから彼の力はどんどん衰えていった。栄養を吸収してエネルギーを維持できないから、力を使える時間もどんどん短くなっていくんだ。
それを振り返って、自分の腹部の問題と重ねると本当に胸に響いた。自分にもほとんどまったく同じ場所に傷跡がある。それで「もし大規模な戦いをやることがあるなら……入場のモチーフとしてアーマードオールマイトをやってみたい。試合全体のテーマにもしたい」と考えたんだ。
試合ではオスプレイがケニーを破り、AEW世界王座を獲得しました。ケニーは大会後、「僕のヒーローアカデミア」や三宅健太への感謝とともに、オスプレイへ「後は君に任せたよ」とメッセージを送っています。
試合後、オスプレイと少し話をして、「後は君に任せた」と言ったんだ。「もう、俺にはできないかもしれない」とも付け加えた。でも、これはただ単に「できない」という意味じゃなくて、ファンが期待する量を、自分はもうこなせないんじゃないかということなんだ。
オールマイトに重ねるなら、彼が力を使える回数はどんどん少なくなっていく。自分はいつもみんなからの期待を感じているし、ファンには最高のショーを見る権利がある。本当にそう思う。
もし自分を倒せる王者がいて、ファンが敬愛し、尊敬し、声援を送る選手がいるなら、それは特別なことだ。
大きな負傷によって以前と同じ時間だけ力を発揮できなくなったオールマイトと、憩室炎を経て試合数や身体の状態と向き合うケニー。その共通点を、彼ならではの感性で入場と試合に取り入れていました。
(情報源: Crunchyroll / AEW / Wrestling Inc)






