ゲイブ・キッドが、2025年1月5日の東京ドームで実現したケニー・オメガとのシングルマッチは、自ら働きかけて勝ち取ったものだと明かしました。きっかけはケニーがインタビューでゲイブの名前を間違えたこと。新日本プロレスから事前に対戦の打診を受けたわけではなかったそうです。
2人は、2025年1月5日に東京ドームで開催されたWrestle Dynastyで対戦。憩室炎による長期欠場から復帰したケニーとゲイブは、場外でのテーブル攻撃や椅子を使った激しい攻防を繰り広げました。双方が流血した約32分の戦いの末、ケニーが片翼の天使で勝利しました。
Podcast番組「Talk Is Jericho」に出演したゲイブは、司会のクリス・ジェリコに対して「あの一戦の実現には自分が直接関わった」と振り返りました。
「あのケニーとの試合は、俺が実現させたんだ」
ジェリコ:その話を聞こうじゃないか。実はあれが、俺がお前の試合を初めて見た一戦なんだ。年間最高試合だ何だと話題になったよな。
年が明けてすぐにあんな試合をやってのけた。俺にとっては、あれがゲイブ・キッドの存在を初めて強烈に知らしめた試合だった。本当に素晴らしい試合で、見事なパフォーマンスだったよ。
あの試合のことを聞かせてくれ。どうやって実現させたんだ? 自分で実現させたって言ったよな。
名前を間違えられた怒りから、ケニーに直接接触
発端となったのは、2024年11月4日開催のPower Struggle大阪大会でした。ゲイブはマイクアピールを終えたケニーにバックステージで接触し、両者は激しく衝突しました。新日本は後日、ゲイブの行為を問題視して警告と罰金処分を科したと発表しています。
対立の一因となったのは、ケニーがインタビューでゲイブを「グレッグ・キッド」と呼び間違えたことです。ゲイブは故意に名前を間違えられたと受け止めていましたが、ケニーは長時間の取材でうっかり言い間違えたと説明し、侮辱する意図はなかったとしています。
ゲイブ:どうやって実現させたかっていうと……ケニーがあの会場に来るなんて、俺は知らなかったんだ。マイクアピールか何かをするために来るらしくて、サプライズになるはずだった。
でも、その前にインタビューを見たら、あいつは俺の名前を間違えていたんだ。あんなの、明らかにおかしいだろ。キッドなんて、どうやったら言い間違えるんだよ。あいつは「ゲイブ……ゲイブ、何とか」みたいなことを言っていた。バカげた話だよ。
俺は思ったね。「俺をバカにするなよ。AEWにも出たし、2024年のForbidden Doorにも出場した。ROHに呼ばれた時だって、あそこの連中を何人もぶちのめしてきたんだぞ」って。
だから、そのチャンスを自分でつかんだんだ。あいつを見つけて、話をして、そこから揉め事になった。だから、向こうが試合を組まざるを得ない状況を作ったんだ。
誰かに指示されたわけじゃない。外道からも話なんてなかったし、新日本の誰からも「この試合をやるぞ」なんて言われていない。違う。俺は「今が自分の出番だ」と思って、自分から動いたんだ。
当時は、さっきも言ったけど、こう思ってたんだ。「こいつら、今になって新日本の刺激が欲しくなって戻ってくるのか。新日本が恋しくなって戻りたいんだろ。でも、自分で出ていったじゃないか」って。そうだろ?自分で選んだ道なんだから、その結果は自分で引き受けろよ。
皮肉なもんだよな。今じゃ俺が新日本に乗り込んで、好き勝手やって、IWGP GLOBALヘビー級王者としてあそこの連中をぶちのめしてるんだから。
ゲイブは2026年に新日本からAEWに活動の軸足を移しましたが、新日本への参戦は継続しています。

【AEW】ゲイブ・キッドがジョン・モクスリーとの確執と和解を明かす「この人は俺を信じてくれてるんだ」
ゲイブ・キッドが、ジョン・モクスリーと実生活で意見が対立していたことを明かしました。2人の関係が変わるきっかけになったのは、2026年9月に亡くなったPACの追悼興行での抱擁。モクスリーの行動から、自分への信頼を確信したそうです。現地9月30日開催のDynamiteは、同月27日に40歳で急死したPACを追悼する特別回でした。メインイベントでは、ゲイブらDe...

【新日本プロレス】ゲイブ・キッドが語る棚橋弘至の涙「精神科病棟の辛さを分かっていたからだよ」
ゲイブ・キッドが、ケニー・オメガとの東京ドームでの決戦後に棚橋弘至が涙を流した理由を改めて明かしました。精神科病棟への入院中から自分を支えてくれた棚橋は、その後の大舞台に立つ姿を見て、誇りを感じていたのだろう…と振り返っています。2025年1月5日開催のWrestle Dynastyで、ゲイブは憩室炎による長期欠場から復帰したケニーと対戦しました。歴史に残る...
(情報源: Talk Is Jericho)






