【新日本プロレス】ザック・セイバー・ジュニアが柴田勝頼の復帰戦を振り返る。「あれこそがプロレスの力だ」

新日本プロレスAEWインタビュー

新日本プロレスのザック・セイバー・ジュニアが、2021年のG1 CLIMAXで柴田勝頼の復帰戦の相手を務めた際の衝撃を振り返りました。コロナ禍で声援が禁止されるなか、柴田の入場曲を聞いた観客が静かに息をのんだ瞬間を、「プロレスの力を象徴する出来事だった」と語っています。

ザックと柴田には、以前から深い縁があります。2017年3月、ザックは新日本プロレス初参戦で柴田の持つブリティッシュヘビー級王座に挑戦し、勝利。鈴木軍に加入するきっかけとなった試合でした。しかし、その翌月、柴田はオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後に急性硬膜下血腫を発症し、長期欠場を余儀なくされました。

約4年半後の2021年10月21日、G1 CLIMAX 31の優勝決定戦が行われた日本武道館大会で、柴田はサプライズ復帰を果たしました。先にリングへ上がったザックの対戦相手として柴田が登場し、2人は組み技を中心とした5分間のエキシビションマッチで対戦。時間切れ引き分けに終わったものの、柴田は関節技の応酬や得意の卍固めを披露しました。

この復帰劇は当時、大きな反響を呼びました。Cagematchのユーザーレビューはで 10点満点中8.49点の高得点で、わずか5分間ながら、柴田の復帰そのものと両者の技術的な攻防が高く評価されています。

後に、柴田は「復帰の相手としてザック以外は考えていなかった」と明かしています。ザック自身も、柴田の復帰に立ち会ったことを特別な経験として受け止めていました。

CMLLのPodcast番組「Esto es Lucha」に出演したザックは、当日の観客の反応について、次のように振り返りました。

エキシビションだったけど、あの復帰は……。当時はコロナ禍の制限があって、日本の観客は声を出して応援することも、音を立てることもできなかったんだ。
でも、柴田の入場曲の最初の数音が流れた瞬間、会場全体が声にならないまま息をのんだ。あんな感覚は一度も味わったことがないよ。観客と自分が一つになったように感じたんだ。
あれこそが、プロレスの力を象徴する瞬間だったよ。

2022年1月4日のレッスルキングダムで、柴田は成田蓮と対戦し、約4年9か月ぶりの本格復帰戦に勝利しました。その後、AEWへ移籍。現在はサモア・ジョーやHOOKらとともにThe Oppsのメンバーとして活動しています。

現在は異なる団体で活動する2人ですが、今度再び制限時間のないシングルマッチで対決する機会が訪れるのか、期待したいところです。

(情報源: CMLL Esto es Lucha / Fightful / New Japan Pro-Wrestling / POST Wrestling / Number Web / CAGEMATCH / AEW)

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